2013年5月14日火曜日

普遍性。


スティーヴ・ライヒで思い出したのだけど、イギリスに留学していた時に、知人がアート雑誌の編集をしていて、取材のアシスタント(とは言っても学生だったので無償で勉強の為に手伝っただけ。)でフィリップ・グラスのオペラを見にいったことがある。フィリップ自身が演奏していた。

その頃二十代そこそこの私は、フィリップ・グラスに直接会えるなんて・・・と緊張して固まってしまい、アシスタントとは言ってもその知人がほとんどインタヴューしていた。

ライヒの音楽は構築性があるのに対してグラスは直線的でメロディアスな音楽なんでしょうかね、あんまり詳しくないのだけど。グラスは大きな一区切りとしてミニマルの一人として挙げられるけど、劇場音楽や映画音楽なんかも作っているのに対して、ライヒは全くやっていない。

でも、彼の音楽を聴くと、映像が浮かんでくるのは何故なのかな。彼の音楽こそ映像と組み合わせてやったらいいのに。特にドキュメンタリー映画なんか。

音楽をあんまりカテゴライズするのは好きじゃないけど、ミニマルは当時新しい音楽なはずだったのに今は何にも興味がない感じがするのはどうしてだろうか。「新しい」と言ってしまったからだね、きっと。バッハの音楽が今でも新しいのは何でかな。

新しいことをわざわざやろうなんて思っていて出来たものではないからと想像出来ますよね。音楽家、あるいは絵描きでも建築家でも、新しいことをした人達は彼ら自身の存在そのものが優れていて、そのまま求めるものが、結局新しいものに繋がっていったということなんですね。

そういった作品群は普遍性があるのですね、きっと。。。なんか、難しい。ブログって。気を遣うね。