2017年7月27日木曜日

クラウドファンディングによるCD制作のご報告。


クラウドファンディングによるCD制作の進行状況のお知らせです。

結果だけを先にお伝えするとすれば、皆さんには9月上旬にリリース予定とお知らせ致しましたが、それを11月上旬に延期させて頂きたいというお願いです。

理由は大きく分けて4つあります。全てをお話しする事は出来ませんが、端的に説明させて頂きます。

(去年の6月に母が倒れて以来、介護をしながら音楽活動を続けてきたこと)

・この1年の間、母は5回も入退院を繰り返し、男兄弟は全く当てにならず、かと言ってその事を公表すると、仕事に影響がある事を恐れて(生きて行かなければいかなかったので。)私一人でその事を抱えて、仕事を続けてきたことの心労(我慢)がある事を引き金に吹き出てしまったこと。(たまに見舞いに行くことと、傍に付き添って介護することとは雲泥の差があります。)
因みに現在母は退院して回復に向かっていますので、心配ありません。

(クラウドファンディングの想像以上の過酷さ)

・クラウドファンディングはそれを経験した人にしか解らない、強靭な精神力を必要とする大変さがあります。この間、私の音楽気になるからこそ、執拗な嫌がらせがあり、それに対して一例を上げるとすれば、「自分は経営者だから全部分かっている、あなたの企画書の書き方は〇〇〇だ。」と言われれば根が素直なだけに、それを何十回も書き直し挙句の果てに、今度は次はここ、あれが駄目だ、と次から次へと駄目出しをされ、それに対してとても私自身が憔悴し切ってしまって、とても収録曲の準備に集中出来る状態ではなかった事。そう言う人に限って支援はしません。そしてその他の中傷等々。

(今回のアルバムで予定されていたゲストミュージシャンが急遽降りたこと。)

・急遽予定されていたゲストミュージシャンが事情により参加出来なくなり、代わりの決定した他のミュージシャンのキャラクターが予定されていた曲に合いそうになかった為、急遽選曲を変えたことで、編曲や練習に時間がかかったこと。今回はデュオのみレコーディングは終了しましたが、デュオの選曲が変わったことにより、全体のバランスを取る為に、残りのソロも多少選曲を変更し、一からやり直さなければいけなくなったこと。

(決定的な出来事があったこと)

・これは皆さんには詳細は話せません。クラシックのソリストとして長年活動してきたわけですから、体力もあり精神的には強いほうだと思います。この決定的な出来事がなければ、きっと1日体を休めたら、直ぐに今度はソロのレコーディングに向けて新たにスタートする事は出来たと思います。そのつもりでした。予期しないある出来事で私は心身共にボロボロになりました。

★ 母の介護をしながらクラシックの活動は全く問題なく、むしろ今までより成功したコンサートが多かったように思います。 (問題なくというのは、介護と仕事の両立は大変でしたが、だからと言って仕事の内容には影響しなかったという意味です。)しかし今回は新しいジャンルに挑戦することだけでもプレッシャーがかかっています。本来大らかな性格ではあるとは思いますが、CDは半永久的に残るものですし、クラウドファンディングという形で、皆さんのご支援により制作されるものです。

今の自分に出来る範囲で、より良いものを作りたいと思っています。この最後の「決定的な出来事」があったことにより、このままでは私は精神を病んでしまうのではないかとさえ思っています。でもそうなりたくありません。ですので、少し私を休ませて頂けませんでしょうか。そして気持ち新たに制作に取り組むチャンスをください。

誠に勝手ながら、何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。

2017年7月7日金曜日

近況報告。

 
音楽仲間や友人たち、ファンの方々の応援に、感謝しながら日々過ごしています。

今回は私がクラシック奏者であるため、例えばジョビンが傾倒していたドビュッシーを初めとするフランス印象派やポーランドからフランスへ亡命したショパンなどのアングルからもアプローチ、構築しようと思っていましたが、自分の芸術作品の記録というよりは、やはり聴いてくださる方への想いをコンセプトにしたいと思っています。

例えばジョビンの「バラに降る雨」という曲は、まさにドビュッシーのレヴリー(夢)に触発されていますよね。私自身もフランスの音楽院で学んでいる事も相まって、そんな事と重ね合わせようなどと考えていましたが、今思えば試みなくて良かったと思っています。それをしてしまうと、ジョビンの曲を解体して、彼はこんな風なアプローチで曲を作ったんだよ、と上から見下ろしている様な気がするんですよね。ジョビンがもし今ご存命だったら、果たしてそういう試みをどんな風に彼の心が感じるのかなぁ・・・?などと思ってしまいます。

ジョビンへのトリビュートという事と同時にブラジル音楽作品集なので、もう少し別の場所に焦点を当ててみたいそんな気持ちです。