2019年12月2日月曜日

森のなかで。

 
霧島の森の中、声楽家の三浦かおりさんとVo.&G.でお届けコンサートでした。
 
歌い手は体が楽器、そしてクラシックギターは木々で作られている。

人間も自然の一部。そう考えると、まるで私達や聴き手の方達も自然と同化したような気持ちになるコンサートでした🌿 

みやまコンセールの先生方の細やかなお心遣いにも感謝。お世話になり有難うございました。 

ひんやりとした空気をまるで香りのように感じられる11月特有の季節感と、セラピーがテーマの今回の企画を声楽の三浦さんと話し合った結果、プログラミングの意見はインスピレーションで一致。

ルネッサンス~ポピュラーまでのイギリスの作品を中心に演奏しました。いつもはギターソロで弾く映画ディアハンターのテーマ「カヴァティーナ」も今回は歌とギターで。

歌バージョンは、世界的なクラシックギタリスト、ジョン・ウィリアムスとジャズシンガーの共演で有名ですが、今回は古楽が好きだという彼女の素朴で透明感のある声質ともまた一味違う新鮮さ感じるグッド・ジョブになっていて、演奏している私自身も心がときめきましたね。

Cavatina ~ S.Myars (Duo)
Yesterday ~ Lenon&McCartney/Takemitsu(g.solo)
Flow my tears ~ J.Dowland(Duo)
Scarborough fair ~ Simon&Gaufunkel(Duo)
A Flower In Every Heart ~S.Kina(Duo)
 
 

2019年11月19日火曜日

「ジョアン・ジルベルトを探して」終了しました。


「ジョアン・ジルベルトを探して」演奏付き上映にお越し下さったお客様、主催のガーデンズシネマ様、ありがとうございました。

イベント・ラッシュの中、時間を作っていらっしゃるのは大変だったかと思います。
感謝申し上げます。

当日のプログラムは下記のとおり。

・空を見上げて        ~ ジョビン/竹之内美穂編(ソロ)
・イパネマの娘     ~ ジョビン/(デュオ)
・カーニバルの朝    ~ ボンファ/竹之内美穂編(デュオ)
・想いあふれて     ~ ジョビン/竹之内美穂編(デュオ) 

 
 
 
 

映画は大のジョアン・ファンの方でも賛否両論、意見が分かれますね、との感想でしたが、私は楽しめました。

本音を言えば、私は特にジョアンのファンという事でもなかったのでは、と振り返って思います。この企画に携わったのは単純に彼に対しての「敬意」でしかありませんでした。

最近ブラジル音楽集CDをリリースしたからでは?と思った方もいらっしゃったかもしれませんが、当日はCDの宣伝、販売などは一切していないのですよね。        



2019年11月14日木曜日

イベント案内「ジョアン・ジルベルトを探して」


11/16(土)、ガーデンズシネマにて、ジョビンと共にボサノバの創始者「ジョアン・ジルベルトを探して」という映画の上映前に、フルートとギターで彼の代表曲「想いあふれて」や「イパネマの娘」など4曲演奏します。

今年88才で他界されたジョアン・ジルベルトはバチーダ奏法という簡単に言えばサンバのリズムをクラシックギターで表現したもの。右手親指はパーカッションで言えば一番低い音域の「スルド」。

サンバ・ボサノバには色んなリズム・パターンがあるけれど、彼が生み出した奏法と彼の独特のささやく様な歌唱法、それから作曲を担当していたアントニオ・カルロス・ジョビンとの共同作業で、ボサノバが誕生しました。

カフェで流れるお洒落なボサノバも、彼が発案した事でそれが進化していったわけです。

私は昔、よくボサノバで楽しませてもらいました。そのジョアンに敬意を表して、トリビュートとしても今回のイベントを開催したいと思っています。

滅多に訪れることのないブラジル。イパネマ・ビーチやリオの風景&生音でのボサノバ、こんな機会は後にも先にもないと思います♪ 秋は色んなイベントがあって、お忙しいかと思うのですが、ご都合つきましたら、お越し下さると嬉しいです!!

料金はライヴと映画込みです。

(日時)   11月16日(土) 14:45の回
(場所)   ガーデンズシネマ
(料金)   一般 ¥2,500  シニア/会員  ¥2,400
(お問合せ) 099-222-8746(定員39人 要予約)  


 
 

2019年11月3日日曜日

メディカルスタッフ研修会にて演奏してきました。


市民文化ホールにて医療に従事なさっていらっしゃる方々の研修会にて、ギターソロと後半は素晴らしい鹿児島出身のヴァイオリニスト、田中愛さんをお招きして、演奏してきました。

いつもご苦労なさってらっしゃる医療従事者の方々を音楽で癒そうと私なりに考えたプログラミング&トークでしたが、結果的に後で調べてみましたら音楽療法の基本が根底に流れていたようで(もちろん演奏ありきなのですが。)、他お二人の講師の方々、「褒め達」「マインドフルネス」というテーマにも沿っていたようで、皆さまにとても喜んで頂きました。


私はお二人の講演は勿論、時間の関係上お聞きしていませんが、会場にいらした方々には「聞いていたんじゃないの!?」と言われたくらい、企画内容が共通していたらしいのです。

それは多分、音楽をやる者として人生哲学のようなものが自然と、音楽を通して現れていたというだけなのではないでしょうか。

私自身にとっても良い勉強になりました。お声かけくださった、元生徒さんや関係者の方々、ありがとうございました。

 

芸術の秋ですね。

11月はイベントやコンサートなどで目白押しですね。

何事も始めるのに適したシーズンがあるのでは、と思うのですが暑くも寒くもない快適なこの季節にギター始めてみませんか?

クラシックギターと言えども、勿論基本はクラシックなのですが、私自身の音楽スタイルがクラシックを基本にボサノバ、ジャズ、ポピュラーと幅広いので、色んな感性をお持ちの方に合わせてレッスン可能なのが当教室の特徴です。

 
60代から初めてクラシックギターを始めた方。面白いほどに上達なさっています。
今やギターが生きがいになっているようです。
 
 
教室玄関口です。
定期的に変わる生け花が教室に入る時に幸せな気持ちにさせてくれます。
 
 
小学生~70代の方まで通っていらっしゃいます。皆さんとても楽しいようです♪

体験レッスンのお問合せは随時行っています。お気軽にお問合せくださいませ。

場所は高見馬場バス停前、中央ビル内です。

   http://mihorista.web.fc2.com/contact.html

県立高校の音楽の授業で演奏、指導してきました。


写真がなくて残念ですが、某県立高校、複数校の音楽の授業で連日4日間、12コマも演奏と指導をしてきました。

ソロで1時間演奏するだけでも、その後は放心状態になるものですが、休みなく演奏→指導→演奏→指導と4日間も連続で行うのはなかなか過酷なものです。

それは演奏家でないと分からない事かもしれませんね。

あの7月末の何もしなくても体調が悪くなるような豪雨が続いた頃にです。

途中で何だか恐ろしい事になっていると、内心思いましたが(苦笑)、そこは乗り掛かった舟、可愛い高校生達のため、お声かけくださった先生のため、ギター界のため、等々自分に言い聞かせて、最後まで乗り切りました。自分の為でしょ!と突っ込みを入れたくなるでしょうが、いえいえ自分の為だけでしたら、まさか・・・乗り切れなかったかと思います!

空調もなく、雨のため窓も閉めて、教室内はサウナ状態。演奏するともっと体温が上がりますし、汗が目の中に入って左手は見えないし、湿気で楽器は鳴らないし、正直悪夢を見ている様な状況で演奏しました。自分でもよく何もアクシデントもなく、納得のいく演奏が出来たものだと思いました。


演奏のプログラムは下記のとおり。

1.森に夢みる          ~ バリオス
2.イェスタディ          ~ レノン&マッカートニー/武満徹編
3.カヴァティーナ        ~ 映画「ディアハンター」のテーマ
4.海の見える街         ~ ジブリ映画「魔女の宅急便」のテーマ
5.椿姫の主題による幻想曲 ~ アルカス  
 
(アンコール) アヴェマリア  ~バッハ/グノー

を解説しながら6セット。休憩なしでその合間合間に1時間の指導を6回。

指導はカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」をアンサンブルで♪  
生徒達も感触は様々だっただろうと思いますが、ギターにいつもの授業とは違う形で触れてもらい、楽しかったようで頑張った甲斐がありました。

お声かけ下さった先生有難うございました。


薩摩英国館コンサート終了。


しばらく投稿していなかった活動のお知らせです。

初夏に特攻基地、武家屋敷、知覧茶などで知られている知覧の薩摩英国館にて演奏してきました。

一部はギターソロでスペインものを、二部はフルートの青野なほさんと初夏にふさわしく爽やかなボサノバを。

自分に厳しいのでコンサートの度に一喜一憂しますが、しかし最近は少し考えも変わってきました。音楽は生ものなので。

一つ自分の音楽人生で良かったと思うことは、子供の頃に練習曲の他、コンサート・ピースを沢山鍛錬してきたお陰で、それぞれのコンサートに合わせた企画をサラッとプログラミング出来ることです。遊んだ記憶もないくらい厳しい子供時代でしたが、今それが役に立っています。

コンサートは満員のお客様、納得のいく演奏ができ、大盛況でした。

遠方よりお越しくださったお客様、ありがとうございました。

 

2019年9月25日水曜日

ミロンガとハバネラ。


ピアソラを弾き始めたのは25年ほど前でした。

特にピアソラ自身の演奏を参考にすることもなく、すんなり体に浸透したのは、もしかしたら子供の頃に弾いていたハバネラのリズムやジャズが関係するのかも、そんな事をふと思いました。

20年ほど前にコンクールでピアソラを自由曲に選んで1位になった事があり、客席にいらした学生の方に「ピアソラをどうアプローチしたら良いか教えてほしい。」と聞かれたことあるけれど、幼いころからクラシック以外にジャズやラテンを聴いてきた私には、論理的に説明することは出来るけれど体得するしかない、と思ったことがあります。

リズムって言語も関係するけれど、結局体で覚えるしかないのではないかな。

フランスのコントルダンスがハイチへ、フランス革命によって逃げる先がスペイン領キューバ、そしてキューバでコントラダンサからハバネラへ発展して、その後アルゼンチンの港町、ブエノスアイレスに入り、ハバネラが変形してミロンガに。

アルゼンチンで生まれてニューヨークで育ち、その後フランスへ留学した、スペイン語を話すピアソラが前衛タンゴを創った先に、タンゴの歴史のルーツを彷彿とさせ、同時に自然な成り行きだと思わせるのは面白い流れですよね。





2019年5月28日火曜日

生徒さんと私の動画集。

生徒募集に伴って、いくつか生徒たちや私の音源を紹介したいと思います♪


東京時代に教えていた8才女の子の演奏です。発表会時、ギターを始めて1年半のときのもの。
私はこの曲を弾くにはまだ早すぎるかなと思ったのですが、本人の意思で弾きたいとの事で、基礎練習や練習曲などと並行して、半年ほどで習得しました。

私が東京から帰郷しなければ、今頃かなり上手くなっていたはずですが・・・。

https://youtu.be/k-AQR2oOeZY


小学5年の男の子。この動画はご両親がアップしたもの。(私は生徒さんの写真や動画などを無断で投稿することはありませんので、ご安心ください♪)

クラシックが基本ですが、当教室ではお子さんの個性を伸ばし、音楽が楽しいと感じられるようなレッスンを心がけています。大人の方はその方のペースに合わせたレッスンを行っています。

https://youtu.be/3t0I-bWLeFg


こちらは私自身が13才の時の定期演奏時の演奏です。テープに録音してあったものをCDにダビングしてもらい、全曲は長いので、部分的に省いています。

私は年少の頃よりクラシックギターを始めましたので、子供たちの立場に立って教える事が得意なのではないでしょうか。生徒さん達がとても楽しんでいる姿を見ていつもそう思います。

https://youtu.be/AyFMS_LixRg


15年ほど前に録音した私のCDからピアソラの「ブエノスアイレスの冬」です。このテイクは1発撮り。編集なしです。

https://youtu.be/Fxu8F6uhIgU


無料体験レッスンは随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

お問合せ先           http://mihorista.web.fc2.com/contact.html

★貸しギターあります。レッスンへは手ぶらでお越し頂けます。

2019年5月25日土曜日

生徒募集のお知らせ。


当教室では新規生徒さんを募集しています。

5才~シニアの方まで年齢制限はありません。小さなお子様には体に合わせたサイズのギターで無理なく始めることが出来ます。 こちらは教室玄関口です。



・シニアの方でよく耳にするのが「今から始めても出来ますでしょうか?」という声。大丈夫です!今まで60代で初めてギターを持った方でもメキメキ(個人差はありますが。)上達しています。


 
無料体験レッスンのお問合せ:    http://mihorista.web.fc2.com/contact.html

★貸しギターあります。レッスンへは手ぶらでお越し頂けます。


・基礎はクラシックですが、ポピュラー、映画音楽、クラシックなど生徒さんの希望するお好きな曲も織り交ぜてレッスンをしています。

・経験者の方、遠方の方、時間が取れない方へワンレッスン制もあります。 

こちらは教室と同じ階にあるテラスで開放的な空間です。ここで年に2回マーケットも開催されますよ。
 


無料体験レッスンは随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

お問合せ先           http://mihorista.web.fc2.com/contact.html


2019年5月10日金曜日

渚のコンサート。


鹿児島の音楽家達がボランティアで演奏し、コンサートの収益金を毎年貯金して、鹿児島の美しい海岸を買い取り埋め立てから守る「渚のコンサート」の第41回目が開催されます。

守られたのは阿久根市の脇本海岸。

鹿児島の素晴らしい音楽家たち、高校生たちが集います。ぜひお運びください🎶

私は今回バリオスの「森に夢みる」を演奏します。

プレイガイド 十字屋クロス(099-239-9928) 鹿児島市民文化ホール(099-257-8111)
        谷山サザンホール(099-260-2033) 生協コープかごしま全店(099-286-1138) 

2019年4月2日火曜日

ピアソラ 永遠のリベルタンゴ。


ガーデンズシネマ「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」演奏付き上映は定員を上回り、補助席を準備してもキャンセル待ちが出るほど盛況でした。



プログラムは下記のとおり。

1.ブエノスアイレスの春      ~ ギターソロ
2.「タンゴの歴史」から1楽章   ~ デュオ
3.オブリビオン(竹之内美穂編) ~ デュオ
4.「タンゴの歴史」から4楽章   ~ デュオ

この日の上映は座席をお客様にお譲りしましたので、私自身は後日鑑賞しました。

また感想は改めて書きたい思っています。

2019年2月13日水曜日

城山ホテル鹿児島ロビーコンサート。

2018年12月は城山ホテル鹿児島のロビーコンサートにて、ヴァイオリン、フルート、ギターという編成で出演させて頂きました。


クリスマスキャロルやアイルランド民謡、パガニーニのカンタービレをVn.&Gで、ピアソラのリベルタンゴをFl.&Gで。私のソロではアルハンブラ宮殿の思い出よりも、A.C.ジョビンのLook To The Skyのほうが好評でした。最後はトリオでモンティのチャールダッシュで締めくくり盛り上がりました。

お客さま層にもよりますが、私自身が楽しいと思って演奏する曲のほうがやはり伝わりますね。

この時にはジョビンが楽しいと思ったのですが、ある日はアルハンブラが弾きごたえがあり、いくらでも向上したい、もっと練習したいと思う日があったりと、音楽とはやはり生ものなのだとつくづく思いました。

この日のロビーコンサートはいつもより椅子の数がかなり多く、こんなに沢山いらっしゃるのか不安でしたが、立ち見の方までいらっしゃるほど大盛況でした。

お越しくださったお客様、ホスピタリティー溢れる城山ホテル鹿児島様、ありがとうございます。

2019年2月9日土曜日

海の見える美術館で珈琲を飲む会出演。


2018年、11月には鹿児島県笠沙町美術館にて、「海の見える美術館で珈琲を飲む会」というイベントにて演奏させて頂きました。


午前の部は美術館内で、午後の部はパティオで演奏させて頂きました。


写真ではなかなか伝わりにくいのですが、圧倒的な自然の美しさと強さを感じるビロウ島を望む非日常を楽しめ、市内からの出店マーケットもあり、ダイナミックな鹿児島を堪能出来るイベントとなりました。


 
主催の「南薩の田舎ぐらし」様、ありがとうございました。窯焼きピッツァも本場イタリアに負けないくらい美味しかったです。

2019年2月6日水曜日

明治維新150周年、薩英交流ロンドン公演。


2018年、10月にはジャポニカ・シンガーズのゲスト・パフォーマーとしてご招待頂き、ロンドンにて演奏させて頂きました。



 
 
一部はブリテンが恩師のF.ブリッジと日本のうた。
二部はドビュッシーとその友人A.カプレ。
その間にラテン中心の私のソロ30分をサンドイッチするという、統一感のあるプログラムでした🎵
プログラムは以下のとおり。
Hence Care        F.Bridge
Golden Slumbers        F.Bridge
A Litany        F.Bridge
Peter Piper        F.Bridge
Sakura       Japanese Folk song
Hotaru koi      Japanese Folk song
Momiji        T.Okano/T.Takano
Furusato(with Guitar) T.Okano/T.Takano
           
INTERVAL
(Guitar Solo ~ Miho Takenouchi)
Un Sueno en la Floresta    A.Barios
Vals No.3    A.Barios
Cavatina    S.Myers
Adios Nonino    A.Piazzolla
Look To The Sky   A.C.Jobim/M.Takenouchi
Clair de Lune(with Guitar)    C.Debussy
Kyrie elesion    A.Caplet
Gloria   A.Caplet
Sanctus   A.Caplet
Agnus Dei   A.Caplet
O Salutaris   A.Caplet

 
 


明治維新150周年のこの年に、音楽を通して薩摩と英国の交流を深められたことは感慨深いものがありました。主催のジャポニカ・シンガーズ、美紀子リッドご夫妻、スポンサー企業様、ありがとうございました。 
 
鹿児島県人会の皆さまも起こし下さり、鹿児島弁で盛り上がりました(笑)。
 

 
 
映画ディアハンター」のテーマ、カヴァティーナをロンドンで演奏する至福のとき。
クラシックギター奏者や愛好家の方なら、直ぐにその理由がお分かりでしょう。
 
 
美しい風景を見れば見るほど、母を連れて行きたかったと無念な思いで過ごしました。

 
会場はこちら。超満席で250名の方達に聴いて頂きました。
まるでロックのコンサートのような熱気を帯びた盛り上がりようでしたよ♪
 
 

2019年2月4日月曜日

レオナルド・ブラボーさんを迎えて/薩摩英国館コンサート


教室はいつも通り行っておりましたが、2018年には演奏活動を縮小していました。

告知していなかったまずは6月に開催した2つのソロ・コンサートを記録しておきます。

今や引っ張りだこのアルゼンチン出身のお馴染みレオナルド・ブラボーさんをゲストに迎えたブラジル&ラテンコンサートを安曇野のホールで開催しました。

ブラーボさんは日本に移住されたばりの頃(約15年ほど前)からの音楽仲間です。

私のソロではバリオスの森に夢みるやワルツ第3番、ピアソラや自編のジョビンやボンファの曲など。ブラーボさんとはハダメス・ニャタリやピアソラのタンゴ組曲、を共演。
同じくデュオのジョビンのストーン・フラワーではお互いインプロヴィゼーションを含んだアプローチで挑みました。



コンサート終了後は安曇野のロッジを貸し切ってブラジル風バーベキュー。私はサンバをさりげなく始め、その後ブラーボさんは古典タンゴをいつの間にか弾き始めました。こんな風に自然に音楽を同じ空間にいらっしゃる皆さんと共有出来るというのは、音楽の本来の姿なのかもしれませんね。

面白いなぁと感じたのは、私のブラジル音楽は何故かロッジが解放された子供たちも戯れる明るい時間に。ブラーボさんのタンゴは夜更けに静まり返った大人だけの時間に始まりました。

音楽の性格を表しているようで、後で振り返って面白い体験だったなぁと思いました。




そして、その2週間後は大阪守口市にある、文禄薩摩英国館にて、若手実力派ギタリスト猪居謙さんを迎えて。

猪居謙さんは、私が九州ギターコンクールの審査員を務めた際に出場し、その頃はまだ高校生でした。あれから13年の月日が経ち、ドイツ留学から帰国した今後の活躍が楽しみです。

同じ曲でもお二人の好みの曲が違うのは、ご一緒したときの演奏に表れますよね。共演しただけでもその方の本質を感じます。

大阪では演奏はベスト、MCははちゃけて、最後まで楽しさ一杯のコンサートでした。

 
 
主催の大阪ギタースクール様、大変お世話になりありがとうございました。
 
 
                      
                  
             
             

ブログを再開しました。


しばらくお休みしていたブログを再開しました。

母の介護、看護と音楽活動を同時進行、多少仕事を縮小したとしてもオーバーワークで、ブログまで手が回りませんでした。

読者の皆さまにはご心配をおかけしました。ひと段落致しましたのでまた新たな気持ちで始めようと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。