2019年11月19日火曜日

「ジョアン・ジルベルトを探して」終了しました。


「ジョアン・ジルベルトを探して」演奏付き上映にお越し下さったお客様、主催のガーデンズシネマ様、ありがとうございました。

イベント・ラッシュの中、時間を作っていらっしゃるのは大変だったかと思います。
感謝申し上げます。

当日のプログラムは下記のとおり。

・空を見上げて        ~ ジョビン/竹之内美穂編(ソロ)
・イパネマの娘     ~ ジョビン/(デュオ)
・カーニバルの朝    ~ ボンファ/竹之内美穂編(デュオ)
・想いあふれて     ~ ジョビン/竹之内美穂編(デュオ) 

 
 
 
 

映画は大のジョアン・ファンの方でも賛否両論、意見が分かれますね、との感想でしたが、私は楽しめました。

本音を言えば、私は特にジョアンのファンという事でもなかったのでは、と振り返って思います。この企画に携わったのは単純に彼に対しての「敬意」でしかありませんでした。

最近ブラジル音楽集CDをリリースしたからでは?と思った方もいらっしゃったかもしれませんが、当日はCDの宣伝、販売などは一切していないのですよね。        



2019年11月14日木曜日

イベント案内「ジョアン・ジルベルトを探して」


11/16(土)、ガーデンズシネマにて、ジョビンと共にボサノバの創始者「ジョアン・ジルベルトを探して」という映画の上映前に、フルートとギターで彼の代表曲「想いあふれて」や「イパネマの娘」など4曲演奏します。

今年88才で他界されたジョアン・ジルベルトはバチーダ奏法という簡単に言えばサンバのリズムをクラシックギターで表現したもの。右手親指はパーカッションで言えば一番低い音域の「スルド」。

サンバ・ボサノバには色んなリズム・パターンがあるけれど、彼が生み出した奏法と彼の独特のささやく様な歌唱法、それから作曲を担当していたアントニオ・カルロス・ジョビンとの共同作業で、ボサノバが誕生しました。

カフェで流れるお洒落なボサノバも、彼が発案した事でそれが進化していったわけです。

私は昔、よくボサノバで楽しませてもらいました。そのジョアンに敬意を表して、トリビュートとしても今回のイベントを開催したいと思っています。

滅多に訪れることのないブラジル。イパネマ・ビーチやリオの風景&生音でのボサノバ、こんな機会は後にも先にもないと思います♪ 秋は色んなイベントがあって、お忙しいかと思うのですが、ご都合つきましたら、お越し下さると嬉しいです!!

料金はライヴと映画込みです。

(日時)   11月16日(土) 14:45の回
(場所)   ガーデンズシネマ
(料金)   一般 ¥2,500  シニア/会員  ¥2,400
(お問合せ) 099-222-8746(定員39人 要予約)  


 
 

2019年11月3日日曜日

メディカルスタッフ研修会にて演奏してきました。


市民文化ホールにて医療に従事なさっていらっしゃる方々の研修会にて、ギターソロと後半は素晴らしい鹿児島出身のヴァイオリニスト、田中愛さんをお招きして、演奏してきました。

いつもご苦労なさってらっしゃる医療従事者の方々を音楽で癒そうと私なりに考えたプログラミング&トークでしたが、結果的に後で調べてみましたら音楽療法の基本が根底に流れていたようで(もちろん演奏ありきなのですが。)、他お二人の講師の方々、「褒め達」「マインドフルネス」というテーマにも沿っていたようで、皆さまにとても喜んで頂きました。


私はお二人の講演は勿論、時間の関係上お聞きしていませんが、会場にいらした方々には「聞いていたんじゃないの!?」と言われたくらい、企画内容が共通していたらしいのです。

それは多分、音楽をやる者として人生哲学のようなものが自然と、音楽を通して現れていたというだけなのではないでしょうか。

私自身にとっても良い勉強になりました。お声かけくださった、元生徒さんや関係者の方々、ありがとうございました。

 

芸術の秋ですね。

11月はイベントやコンサートなどで目白押しですね。

何事も始めるのに適したシーズンがあるのでは、と思うのですが暑くも寒くもない快適なこの季節にギター始めてみませんか?

クラシックギターと言えども、勿論基本はクラシックなのですが、私自身の音楽スタイルがクラシックを基本にボサノバ、ジャズ、ポピュラーと幅広いので、色んな感性をお持ちの方に合わせてレッスン可能なのが当教室の特徴です。

 
60代から初めてクラシックギターを始めた方。面白いほどに上達なさっています。
今やギターが生きがいになっているようです。
 
 
教室玄関口です。
定期的に変わる生け花が教室に入る時に幸せな気持ちにさせてくれます。
 
 
小学生~70代の方まで通っていらっしゃいます。皆さんとても楽しいようです♪

体験レッスンのお問合せは随時行っています。お気軽にお問合せくださいませ。

場所は高見馬場バス停前、中央ビル内です。

   http://mihorista.web.fc2.com/contact.html

県立高校の音楽の授業で演奏、指導してきました。


写真がなくて残念ですが、某県立高校、複数校の音楽の授業で連日4日間、12コマも演奏と指導をしてきました。

ソロで1時間演奏するだけでも、その後は放心状態になるものですが、休みなく演奏→指導→演奏→指導と4日間も連続で行うのはなかなか過酷なものです。

それは演奏家でないと分からない事かもしれませんね。

あの7月末の何もしなくても体調が悪くなるような豪雨が続いた頃にです。

途中で何だか恐ろしい事になっていると、内心思いましたが(苦笑)、そこは乗り掛かった舟、可愛い高校生達のため、お声かけくださった先生のため、ギター界のため、等々自分に言い聞かせて、最後まで乗り切りました。自分の為でしょ!と突っ込みを入れたくなるでしょうが、いえいえ自分の為だけでしたら、まさか・・・乗り切れなかったかと思います!

空調もなく、雨のため窓も閉めて、教室内はサウナ状態。演奏するともっと体温が上がりますし、汗が目の中に入って左手は見えないし、湿気で楽器は鳴らないし、正直悪夢を見ている様な状況で演奏しました。自分でもよく何もアクシデントもなく、納得のいく演奏が出来たものだと思いました。


演奏のプログラムは下記のとおり。

1.森に夢みる          ~ バリオス
2.イェスタディ          ~ レノン&マッカートニー/武満徹編
3.カヴァティーナ        ~ 映画「ディアハンター」のテーマ
4.海の見える街         ~ ジブリ映画「魔女の宅急便」のテーマ
5.椿姫の主題による幻想曲 ~ アルカス  
 
(アンコール) アヴェマリア  ~バッハ/グノー

を解説しながら6セット。休憩なしでその合間合間に1時間の指導を6回。

指導はカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」をアンサンブルで♪  
生徒達も感触は様々だっただろうと思いますが、ギターにいつもの授業とは違う形で触れてもらい、楽しかったようで頑張った甲斐がありました。

お声かけ下さった先生有難うございました。


薩摩英国館コンサート終了。


しばらく投稿していなかった活動のお知らせです。

初夏に特攻基地、武家屋敷、知覧茶などで知られている知覧の薩摩英国館にて演奏してきました。

一部はギターソロでスペインものを、二部はフルートの青野なほさんと初夏にふさわしく爽やかなボサノバを。

自分に厳しいのでコンサートの度に一喜一憂しますが、しかし最近は少し考えも変わってきました。音楽は生ものなので。

一つ自分の音楽人生で良かったと思うことは、子供の頃に練習曲の他、コンサート・ピースを沢山鍛錬してきたお陰で、それぞれのコンサートに合わせた企画をサラッとプログラミング出来ることです。遊んだ記憶もないくらい厳しい子供時代でしたが、今それが役に立っています。

コンサートは満員のお客様、納得のいく演奏ができ、大盛況でした。

遠方よりお越しくださったお客様、ありがとうございました。