2021年12月31日金曜日

今年もありがとうございました。

 

今年も沢山の方々に助けられ、励まされた1年でした。

「音楽家は光のないときに、人々に光を照らす役割」という自分のモットーも果たせたかな?という年でもありました。

それも皆さんが応援してくださったお陰だとも思っています💖


今年も色々とありました。

20年間共に過ごした愛猫のもも婆ちゃんが旅立ったこと。

腸活を本格的に始め、noteデビューをしたこと。

2年ぶりの教室発表会を開催できたこと。

新しい生徒さんが3人入会なさったこと。

11月下旬に緊急入院、手術をしたこと。

12月は、清々しいお正月を迎えたかったばかりに、

なんとぉ術後1週間後に練習開始し、無事コンサートを制覇したこと。


数年前までの活動に比べたら、華々しいとは言い難いかもしれないのですけれど、このようなご時世のなか、沢山の方に助けれられ私はとっても幸せで有難く、感謝の気持ちで一杯です。


2年ぶりの教室発表会は大人も子供もこの時世を分かっていながら、暗黙の了解で心を一つにして心豊かな会にしようと感じ取れる、忘れがたい発表会になりました。




久しぶりのみやまコンセールでのミニコンサートは串木野高校の皆さんが訪れてくださり、バリトン下茂大二郎さん、ピアノ山下早穂子さんとご一緒させて頂きました♪

実はこの出演が決定して直ぐに、さぁこれから練習始めよう、曲目は何にしようかな~などと思っていた矢先に、緊急入院、手術となり、退院して2~3日後からリハビリをしながらレッスン以外何もかもそぎ落として、練習に励みました。

病院から自宅へ戻り、いざギターを弾いてみると、指がなまっていたなんていう事とは一線を画すような、指のコントロール不能に一瞬青ざめましたが、気を取り直して朝夕1日に2回のウォーキングで体幹を鍛え、1日3時間~5時間毎日練習は欠かしませんでした(傷口が開くんじゃないかと心配でした😅)


医師からは「どっちもは出来ないよ。」と言われていましたけれど、何となく今までの積み重ねからくるものなのか、私の中には「できる」という確信がありました。とか言いながら、この体で臨めるのか不安で一杯だったのは確か!危機一髪、努力の甲斐あって大成功でした!

大変だったけれども、山の頂上を目指すかのようにひたすら登ることしか考えていなかったのですよね。


本番では周囲の皆さんの放つ「気」も良かったせいか、弾き始めるとそれを全部絡めとって渦巻く「気」が一点に留まったかのように自分を無にすることができました。

無になるというのは、音楽に集中することと冷静さを保つことのバランスを更に超越したものですけど、何かに操られているように別境地に入る感じ。とても覚醒している感じです。




チェロまろくんとの写真はもっと満面な笑顔かと思っていたら、疲れた表情に自分でもびっくりしました。紆余曲折あって術後の体力を消耗してきっとホッとしているのでしょうか。
(翌日の朝目覚めたときの疲労感は、一瞬何が起こったの?と思うほど。1日中起き上がることが出来ませんでした。そしてその後も。。。)


でもこんな無邪気な写真もあるよ♪ 楽しいコンサートでしたからねっ😃
みなさま、今年もありがとうございました!!


2021年10月5日火曜日

2年ぶりの教室発表会終了しました。


投稿が遅くなりましたが、2年ぶりの教室発表会が7月18日に無事終了いたしました。


一部が生徒演奏、二部がわたくし講師演奏に加えゲストには、昔からの生徒さんで、普段は奄美の島唄をベースにご活躍されている藤明美さんをお招きし、大盛況に終わりました。



このような混沌としたご時世のなか
客席にはなんとも言えない温かで、穏やかな空気が流れ、
生徒さん達は発表会までにベストを尽くしてきたことが見て取れるような
緊張感とリラックスのバランス、集中力が素晴らしかったですね。


娘の演奏に涙ぐむお父さんや

大好きだった今は亡きお姉さんの思い出の曲を弾く生徒さん、

これからも妻をよろしくお願いしますと
深々と頭を下げられるご家族の方。。。



いつもの事なのに今回は何か今までに感じた事のないような
特別な感覚にとらわれました。
しみじみと音楽の力や必要性を再確認した日でもありました。

見えない心のなかを音楽が内包し、放出する。それを受け取る聴き手との波動の循環。
見えないものがあたかも見えるように湧き上がり、皆が繋がれるツールは他にないのでは、と思うほど、みなさんのお陰で豊かな気持ちにさせられました。


私はといえば1年半のブランクを経て、
本番の1か月前からの練習は紆余曲折ありましたが、
本番が一番納得のいく演奏が出来、
今までの苦労を考えると、もう本当に、本当に、感無量でしたね。


お客様の名簿を肌身離さず大切にし、
2週間の間祈るような気持ちで過ごし、
何事もなく、いや~もうホッとしましたよ。


お運びくださったお客様ありがとうございました。
今回関わった全ての皆さまにお礼申し上げます。


(生徒演奏)
・アルハンブラ宮殿の思い出(タレガ)
・愛のロマンス(禁じられた遊び)
・Way Back Home(BTOB)
・小さなロマンス(ワルカー)
・イェスタディ・ワンスモア    他


(講師演奏)
・森に夢見る(バリオス)
・Look To The Sky(A.C.ジョビン/竹之内美穂編)

(ゲスト演奏)
・太陽の子供たち(小野リサ)
・あなたが夜明けを告げる子供たち
・You've Got A Friend(Carole King) 他

(追記)

私は開催する主催者としての責任、生徒さん達の指導、ステージに不慣れな皆さんのまとめ役、司会、講師演奏と多くの事を同時にこなすこと、

事前に指慣らしをする時間もないことを計算して、流れをシミュレーションし

リハーサル時間が短いからと言って、途中で省略せず、本番で体が疲れないように、
音量を落として力まず、最初から最後まで弾く事で安心感を得る、そのような方法を取りました。
(生徒さん達へ今後のご参考まで)


名簿記帳、検温、消毒などお手伝いくださった3人の方々にも大変お世話になり、ありがとうございました。


2021年7月16日金曜日

50才からのギター。

 

今日はレッスン中に生徒さんと「50才って習い事始めるのにちょうど良い年齢ですよね。」というお話しになりました。


人生は人それぞれかと思いますが、一般的に考えるとちょうど子育てを終えてホッとする反面、さぁこれから私の人生どうしようか、そんな事も考える時期なのかな、などとふと思ったりしました。


私の教室では68才からギターを生まれて初めて持って始めた方が、今では「禁じられた遊び」をとっても気持ち良く音楽的に弾いていらっしゃる方がいます。


もちろん、プロになるのであれば幼少期から始めたほうが、やる事が多すぎますし、後に焦燥感に苛まされなくて良いかなと思ったりしますが、趣味であればいつでも大丈夫!だと私は思っています。





教室の雰囲気はこんな感じです♪ 個別レッスンですので、お一人お一人その方の経験や個性に合わせたレッスンを行っています。

クラシックからポップスまで学生の方からシニアの方まで、幅広く受講頂いております。

皆さん今やギターが生きがいになっていて、とっても楽しいギターライフを過ごしていらっしゃるようですよ。夏からぷらっと無料体験レッスンにいらっしゃいませんか?



今までの初めてのギターで最高齢の方は83才でした。83才で生まれて初めてクラシックギターを始める、すごいですよね。勇気が湧いてきませんか?

  

(レッスンお問合せ)mguitarlife@gmail.com  竹之内美穂ギタースクール

*お名前 ご連絡先 ギター歴 を書いてお送りください。

  追って詳細をお送りいたします。

*レッスン、演奏依頼以外でのお問い合わせはご遠慮頂けますようお願い申し上げます。





2021年5月1日土曜日

今日から5月ですね。


新緑が目に眩しく、鳥のさえずりが耳に心地よい、五感で暮らしを感じる季節到来ですね。


最近では食事法を始めて、少しずつ体調を整えています。現在試している腸活法、皆さんに教えてあげたいなどと思っていますけど、管理栄養士でもない私がお伝えしても良いのか、迷っているところです。


さて、この爽やかな時期に今までの演奏音源を少しまとめて投稿します。

ゴールデンウィーク中、よろしければお聴きくださいね♬

           

           13才のときの演奏です。

           小学2年生からナポリ通りの県医師会館で

           年に2回開催されていた定期演奏会にて    

           毎年ソロを演奏していました。

           (させられていました!笑)

           
           ショティッシュ・ショーロ/ヴィラ=ロボス
           エル・マラビーノ/ラウロ
           はちすずめ/サグレラス

              

           1999年 みやまコンセール自主事業

           「九州の演奏家たち」から。

           BWV1006a~プレリュード/J.S.バッハ

           この時は右人差し指の腱鞘炎で、親指、中指、薬指

           だけで弾いています。

                     *この時の写真が見つからなかったので、

           ロンドン公演時の写真をイメージで貼り付けています。



          2002年東京三鷹市芸術文化センター

          風のホールでの録音。 

          A.C.ジョビンのOnce I Loved.


                  


今日はこの辺で♪ また投稿します!

私のステージデビューは幼稚園の卒園式。さくら変奏曲を弾きました。

それを見ていた、同じ年のあゆみちゃん

(鹿大のクラシックギタークラブに在籍していたのだよ。

工学部だったのだけど、どなたかご存知の方いらっしゃるかなぁ。

新歓でヴィラ=ロボスのプレリュードNo.1を弾いてぱいせん達に誰に習ったのか?

と問い詰められたらしい。私の父だぜ!笑)

が「わたしも、あれやりたい!」とお母さんにねだり、

定演でソルの月光を小学2年のときに、彼女と二重奏で演奏した録音も残っている。


とは言ってもあゆみちゃんはこのヴィラ=ロボスの前奏曲第1番は小学6年生の時に既に弾いており、中学生からお父さんの転勤で遠方に行ってしまったので、小学6年のときに弾いた曲をたまたま新歓で弾いたというだけらしいですけれどね。

私も覚えているけれど、ブラジル魂(あゆみ魂か?笑)のある抒情的かつ躍動的な演奏だったよ、我が家で弾いたときの演奏は!


私の小学3年生のときのアルベニス、中学生の頃のバッハのシャコンヌ、

ブリテンのノクターナル、テデスコのソナタ・・・などなど。

遥か昔なので、探すのが大変そうです。いやもう探さなくて良いかな(笑)。


2021年2月27日土曜日

そう言えば。。。


そう言えば、長い間告知しなければと気になっていたのですが・・・

2018年にリリースされたCD"Stone Flower"ですが、映画「戦場のメリークリスマス」で一躍有名になった世界的エンジニア、オノ・セイゲンさんのレーベル からハイレゾ・リリースされていた事を改めてお知らせします。


12~3年程前だったか、東京芸大で開催された「フルート・コンヴェンション」にてフルーティスト赤木りえさんとデュオでご一緒させて頂いた折に、Fonte(フォンチ)というブラジル音楽のトリオが、別の会場でプログラムに。


フォンチは、当時ブラジル音楽を独自の世界で切り開いていた、世界的フルーティスト中川昌三さん、凄腕ブラジル・ギターとパーカッショニストとのユニットで、私も当時その凄さは小耳に挟んでいたので、おお!生フォンチを舞台の袖で聴けるとは、なんてラッキーなんだ!と興奮したものです。


ブラジル音楽といいながらも、フルートの中川昌三さんは元々芸大出身でクラシックがバックグランドにある方なので、イベールの間奏曲なんかも、民族的要素を濃くアレンジしてトリオで演奏なさった時はもう、いい意味で嫉妬しましたね(笑)。

私もシットインしてギター弾きたかったって思ったもの。(私の出番です!みたいな)


何が言いたいかというと、その憧れのFonteもサイデラからリリースされており、な、なんと!私のCDと並んで配列されているではないか!!

と思ったのが2年前。そのころは私も母の事と仕事と体調不良で朦朧としていた頃だったからなぁ。。。今頃お知らせです。


よろしかったら覗いてみてくださいね。ハイレゾなので、ダウンロードは可能かどうかは、事前に調べて慎重になさったほうが良いですよ。

サイデラ・マスタリング  https://saidera.co.jp/labels.html#SDM

因みに権利はサイデラにあります。

私はCD販売を頑張らなければいけなのですが、凍結したままです。

まずは元気になります。


2021年1月8日金曜日

あけましておめでとうございます。



明けましておめでとうございます。旧年中は沢山の方々にお世話になりました。

私自身も微力ながら、自分に出来る事を無理のない範囲内で行動した年でした。

今年の目標はとにかく健康第一が前提で、今何が一番大事なのかを考えながら、出来る事に挑んで参りたいと思っております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。