2020年2月16日日曜日

Manha De Carnaval(カーニバルの朝)/G.竹之内美穂 Pf.松本圭使

日本は冬真っ只中ですが、ブラジルではもうすぐリオのカーニバルですね。

周囲の声もあり、映画「黒いオルフェ」からL.ボンファのカーニバルの朝をアップします。

編曲もトランスクリプションだと気楽なのですけど、初の挑戦となったブラジル音楽をメロディーとコード譜のみから創り出すのはクラシック奏者にとってはなかなかエネルギーが要る作業です。

アドリヴに至ってはもう全くの未経験でぶっつけ本番。

クラシックが専門でジャズやブラジル音楽、民族音楽、はたまた日本の歌謡曲やポップスまで様々なジャンルのリスナーである私が、この曲を通して手探りで自分自身の言葉で歌った、そんな感じです。要するにボキャブラリーが様々な音楽のミクスチャーなんですよね。

アレンジは敢えてこの曲の持つ古めかしい雰囲気を残して。
美しいメロディーは壊し過ぎないように。

現在はアレンジも多少はバージョンアップしましたけれど。

ジャズピアノは同じ鹿児島出身の松本圭使さん。4年前の南日本新聞の「かお」に掲載されていた切り抜きを、私の母が「みほちゃん、ほら、こんな人がいるよ。」と見せてくれたのが共演のきっかけでした。

そしてこの録音の翌年から、まさか松本圭使さんが実行委員長になって「鹿児島ジャズフェスティバル」を始める事になるとは思いもしなかった、2016年の12月なのでした。

P.S.これはジャズでありません。あくまでもクラシック奏者とジャズピアニストのコラボです。念のため。