6才よりクラシックギターを始め、高校2年在学中に初のソロリサイタルを開催。パリ・エコール・ノルマル音楽院ギター科演奏課程修了。ウィーン国立音大教授K.ラゴスニック、A.ピェルリ各氏に師事。 ヨーロッパ・クラシックギターコンクール第2位。山陰ギターコンクール第1位。長崎ギターコンクール第1位。名古屋ギターコンクール第2位。全国各地13か所、ロンドン、パリ、ポルトガルにて通算25回のソロリサイタルを開催する。 Fl.赤木りえ、M.グローウェル、Vn.大谷康子、会田桃子、G.レオナルド・ブラボー、Jazz Pf.石井彰、Vo.中孝介各氏と共演。クラシック~ポピュラーまでボーダーレスに活躍する。1st CD「ANO ZERO」2ndCDブラジル音楽作品集「Stone Flower」をリリース。みやまコンセール協力演奏家。現在、鹿児島市内の教室にて後進の指導にもあたる。地元のテレビ局をはじめ、日本テレビ、NHKなどに出演。鹿児島を拠点にしながらGGサロンコンサートに数回に渡り出演、現代ギター、CDジャーナル、ザ・フルートなど音楽専門誌にも多数記事が掲載される。
2016年3月3日木曜日
リアル・ブラジル。
だんだんと春めいてきましたね。
今年はブラジルでオリンピックが開催されるということもあって、改めてブラジルの音楽史やデザイン王国としてのブラジル、トロピカル・ムーブメントなどに関する著作を読んでいます。
有名な「ブラジルの水彩画」や「カーニバルの朝」(黒いオルフェ)等、子供のころからアンサンブルで親しんできましたが、ブラジルという国についてはまだまだ知らないことも沢山あります。
セゴビアやイエペス、ジョンやブリームなどクラシックギターのレコード以外で、家で日常的に流れていた音楽はバロックとラテン音楽。
ブラジル音楽だけでなく、南米の音楽はその歴史から、ヨーロッパから持ち込まれたバロック音楽、或いは宮廷音楽とアフリカのリズムが融合したもの(モーツァルトやハイドンなどの影響もあるかもしれませんが。)なので、バロックとラテンで育った私には理にかなった自然な音楽なのかもしれません。。。
ヴィラ=ロボスやバーデン・パウエル、ジョビン、ピアソラなど優れた音楽家にバッハ好きな人が多いのも頷ける感じがします。