6才よりクラシックギターを始め、高校2年在学中に初のソロリサイタルを開催。パリ・エコール・ノルマル音楽院ギター科演奏課程修了。ウィーン国立音大教授K.ラゴスニック、A.ピェルリ各氏に師事。 ヨーロッパ・クラシックギターコンクール第2位。山陰ギターコンクール第1位。長崎ギターコンクール第1位。名古屋ギターコンクール第2位。全国各地13か所、ロンドン、パリ、ポルトガルにて通算25回のソロリサイタルを開催する。 Fl.赤木りえ、M.グローウェル、Vn.大谷康子、会田桃子、G.レオナルド・ブラボー、Jazz Pf.石井彰、Vo.中孝介各氏と共演。クラシック~ポピュラーまでボーダーレスに活躍する。1st CD「ANO ZERO」2ndCDブラジル音楽作品集「Stone Flower」をリリース。みやまコンセール協力演奏家。現在、鹿児島市内の教室にて後進の指導にもあたる。地元のテレビ局をはじめ、日本テレビ、NHKなどに出演。鹿児島を拠点にしながらGGサロンコンサートに数回に渡り出演、現代ギター、CDジャーナル、ザ・フルートなど音楽専門誌にも多数記事が掲載される。
2020年1月27日月曜日
ヨーロッパのコンクールで2位だったという話。
母の介護と音楽活動を同時進行して以来、家がごった返していて何から手を付けて良いかわからないレベルの散らかりよう(苦笑)。そして介護で痛めた体の一部を今根本治療している。治る病気だと分かっているから救いがある。
救いようのないのは年末から永遠に終わらない気がする片付けで、気の遠くなるような思いがするけれど、片づけをすると良い事もあるようです。今日は目を疑うようなものを発見してしまった。
私がパリの音楽院に留学しているころに受けたコンクールの賞状です。
コンクールにも2種類あって、フランス国内在住が中心になるもの、場所はパリでも、世界中から学生プロ含めて参加するもの、この2つに分けられる。それはクラシックギターだけでなく他楽器も同じだと思います。
私の受けたコンクールはフランスのみならず、スペイン、イタリアなど各国から参加する学生や既にプロで活躍しているギタリスト共に参加する、国際コンクールでした。
「あー、懐かしい~あの時の賞状!え?えーーー!?2eme??」見間違いなのでは?と賞状を持ったまましばらく唖然としてしまって、3と2の違いを何度も確認、私数字読めるよね?3と2の違いは分かるよね?とアホのような言葉を心の中で連呼してしまった。
という事は・・・ということはーーー!!約25年間もプロフィールに3位と書き続けてきたということ?いくらコンクールにさして興味がなかったとは言え、自分のド天然さに呆れてしまいました。
しかし、矛盾しているかもしれないけれど、私はこの25年間、「3」という数字がどうも嫌でプロフィールに書くのが憂鬱だったのは確か。でも国際コンクールなんだからいいか、仕方ないなどと思っていましたけれど、これからはこの憂鬱な感じから抜け出せるのだと思うとちょっとニンマリ。
ということは1位になった人はパリ国立音楽院の学生で、2位が私で、3位の方はキジアーナ音楽院の教授、オスカー・ギリアのお弟子さんという事になります。
長年、なんで3位が二人なんだろう・・・と思っていた謎が今解けました。遅い!