2020年9月27日日曜日

Syracuse/H.Salvador/arr.R.Dyens~Gt.Miho Takenouchi/竹之内美穂

すっかり秋めいてきましたね。

いつもだったら秋晴れの続くこのシーズンに旅行でも出かけたくなると思いますが、今年はそうも行きませんよね。

そこで、2003年に録音したアンリ・サルヴァドールのシラキューズという曲をアップします。単純に「旅に出たいなぁ」という曲です。

練習期間が短く、初見というほでもないですが、ある意味即興的に弾いています。編曲はR.Dyens。     

画像は沖縄、東京、パリ、映画「男と女」のロケ地で有名なドーヴィル、ピカソ美術館で有名な南仏アンチーブ、イタリアのルッカ、そして鹿児島です。

私が写っている写真以外は、20代の頃パリ留学中に写したものが中心です。音楽で束の間の旅、という事で作成してみました♪

J'aimerais tant voir Syracuse~♬




アンリ・サルヴァドールの曲にDans mon ileという曲がありますが、A.C.ジョビンに影響与えて、ボサノヴァの誕生に貢献したと言われています。





小野リサさんの同じくDans Mon Ile.




カエターノ・ヴェローソのバージョンもいいですよね。


2020年8月14日金曜日

Once I Loved/A.C.Jobim/Gt.竹之内美穂(2003年録音2004年リリースCD"ANO ZERO"から。


今度は2003年録音、2004年リリースCD"ANO ZERO"から蔵出し♪

猛暑続きなので、ちょっと涼しげな曲を。

このアルバムはヴィラ=ロボス、ピアソラ、ジスモンチなどフランスで学んだブラジル、ラテンのアーティストの作品を集めたもの。

ジョビンはフランスでは学んでいないと思いますが、ドビュッシーをはじめとするフランス印象派に影響を受けているという事で、フランス音楽との(この曲がという事ではありませんが。)親和性がある、という意味で取り上げています。

"Once I Loved"はジャズのスタンダード・ナンバーでのタイトルで、ブラジル・ポルトガル語のオリジナル・タイトルは"O Amor Em Paz".


邦題に訳すと「平和な愛」という意味です。


2020年8月9日日曜日

Summertimeサマータイム/G.Gershwin(日比野景&竹之内美穂)

先日まで豪雨が続いていたかと思ったら、今度はいきなりどーんと猛暑の今年の夏。堪えますね。。。

音楽界はご存知のとおり、コンサートの中止などで私の周囲も何だか元気がない人も多いですが、今の状況下で出来る事を工夫していらっしゃる方もいて、皆さん様々です。

私はと言えば、今日やっと庭の剪定や除草が終わり、1日一つでも家の片づけやメンテナンスなどしながら、音楽のほうも少しずつ今出来ることを毎日試行錯誤しています。

8月中は2015年にメニコン主催のコンサート"ノスタルジア"でご一緒したソプラノ歌手、日比野景との動画を少しずつ投稿しようと思っています。

まずは皆さんよくご存知のガーシュインのサマータイムから。

この曲はジャズのスタンダード・ナンバーとして知られていますが、本来は黒人社会の哀しい物語を描いたオペラの中のアリアなんですよね。

やはりこの動画もマイクレスですので、少しボリュームを上げてイアホンorヘッドフォンでお聴き頂ければと思います。



2020年6月16日火曜日

BWV1006a(J.S.Bach)~プレリュード/竹之内美穂1999年1月。


家の片づけは相変わらず難航しています。

しかし懐かしいもの、忘れかけていたものを発見するのは片づけの良いところではありますよね。そんな時は体は重いけれど、心は軽くなったりします。

1999年1月のみやまコンセール「九州の演奏家たち」に出演した時の音源を見つけました。この時のエピソードを21年の時を超えてカミングアウト。

実はこの時、右手の人差し指の重篤な腱鞘炎で、セヴィリアーナ(トゥリーナ)、アラビア風奇想曲(タレガ)、BWV1006a~プレリュード(バッハ)、ブエノスアイレスの春(ピアソラ)と、全曲人差し指を使わずに演奏しています。(使用したのは、セヴィリアーナ冒頭のラスギャードのダウンだけです。)

人差し指を使わず、3本指だけで演奏していた時期は1997年~2005年頃までです。その間「ANO ZERO」というCDもリリースしています。(後半になると状態も良くなり人差し指の使用頻度は少しずつ増えています。)

当時はギターへの情熱が迸っていて、その情熱が指の悩みを超えていたんですね。その事を伏せて(公言すると言い訳のようになるので)20人~30人の個人レッスンをしながら、月に4~5本のコンサートを続けていたなんて、超人的で今思うと自分じゃないみたいな気がしてきます。

これがまだ人差し指だったから何とかなったのですよね。親指だったら致命的でした。親指を他の指で補うことはまず不可能ですからね。

現在は指が完治して15年になります。今は全く問題ありません。
今後もないと思います。

当時はパリの音楽院に通う傍ら、個人的にバロック専門の先生に師事しており、この曲は入念にアナリーゼしています。

バッハが7歳年上のヴィヴァルディの作品に影響を受けたことは、時世の成り行きからも察しられたことだろうか? この動画のプレリュードはイタリアのラテン気質、鮮烈な輝かしさを彷彿とさせ、ポリフォニーよりもホモフォニックな手法が垣間見られると思う。

私はパリ時代によく教会を訪れました。

ろうそくの火をぼんやりと見つめ、どこまでも高く石工達が形成した天井を突きぬけるような空間で瞑想にふけるその時間は、異国の地で目的に向かう孤独の置き所だったのかもしれません。

アパルトモンに帰宅すると、練習に取り掛かる最初はいつもきまってバッハの「プレリュード、フーガ、アレグロ」からフーガをルーティンのように弾いていました。
最初はエコール・ノルマル(音楽院)の課題曲の一つだったのですが、いつの間にか練習に入る前の一種の儀式のようになっていきました。本当に好きだったなぁこの曲。

話は戻りますが、この時の他3曲の演奏はミス無しで一般受けする曲でもあるのですが、あえてミスのあるこの曲をわざわざ投稿したのは、p,m,aのみの3本だけで演奏することに何の躊躇いもなく、真っすぐな気持ちで臨んだその時の何物にも代えがたいピュアな精神性に自分でも感動したからです。

テープで頂き、CDに落として更にWAVそれからYOUTUBEと4回に渡りダビングしていますので、音の歪みややライヴ感の減少は仕方がなく、その時の臨場感が伝わらないのは残念ですが、せめて記録として残しておきたかったのですよね。

あ、写真は見つからなかったので、イメージで別のコンサートの時のもの。しかも2年前の!演奏は21年前だというのに(笑)。見た目より精神年齢が19歳若いという事でしょうかね!(´・ω・`)

実際はマイクを使用していませんので、イアホンかヘッドホンをお薦めします♪


2020年2月16日日曜日

Manha De Carnaval(カーニバルの朝)/G.竹之内美穂 Pf.松本圭使

日本は冬真っ只中ですが、ブラジルではもうすぐリオのカーニバルですね。

周囲の声もあり、映画「黒いオルフェ」からL.ボンファのカーニバルの朝をアップします。

編曲もトランスクリプションだと気楽なのですけど、初の挑戦となったブラジル音楽をメロディーとコード譜のみから創り出すのはクラシック奏者にとってはなかなかエネルギーが要る作業です。

アドリヴに至ってはもう全くの未経験でぶっつけ本番。

クラシックが専門でジャズやブラジル音楽、民族音楽、はたまた日本の歌謡曲やポップスまで様々なジャンルのリスナーである私が、この曲を通して手探りで自分自身の言葉で歌った、そんな感じです。要するにボキャブラリーが様々な音楽のミクスチャーなんですよね。

アレンジは敢えてこの曲の持つ古めかしい雰囲気を残して。
美しいメロディーは壊し過ぎないように。

現在はアレンジも多少はバージョンアップしましたけれど。

ジャズピアノは同じ鹿児島出身の松本圭使さん。4年前の南日本新聞の「かお」に掲載されていた切り抜きを、私の母が「みほちゃん、ほら、こんな人がいるよ。」と見せてくれたのが共演のきっかけでした。

そしてこの録音の翌年から、まさか松本圭使さんが実行委員長になって「鹿児島ジャズフェスティバル」を始める事になるとは思いもしなかった、2016年の12月なのでした。

P.S.これはジャズでありません。あくまでもクラシック奏者とジャズピアニストのコラボです。念のため。




2020年1月27日月曜日

ヨーロッパのコンクールで2位だったという話。


母の介護と音楽活動を同時進行して以来、家がごった返していて何から手を付けて良いかわからないレベルの散らかりよう(苦笑)。そして介護で痛めた体の一部を今根本治療している。治る病気だと分かっているから救いがある。

救いようのないのは年末から永遠に終わらない気がする片付けで、気の遠くなるような思いがするけれど、片づけをすると良い事もあるようです。今日は目を疑うようなものを発見してしまった。

私がパリの音楽院に留学しているころに受けたコンクールの賞状です。

コンクールにも2種類あって、フランス国内在住が中心になるもの、場所はパリでも、世界中から学生プロ含めて参加するもの、この2つに分けられる。それはクラシックギターだけでなく他楽器も同じだと思います。

私の受けたコンクールはフランスのみならず、スペイン、イタリアなど各国から参加する学生や既にプロで活躍しているギタリスト共に参加する、国際コンクールでした。

「あー、懐かしい~あの時の賞状!え?えーーー!?2eme??」見間違いなのでは?と賞状を持ったまましばらく唖然としてしまって、3と2の違いを何度も確認、私数字読めるよね?3と2の違いは分かるよね?とアホのような言葉を心の中で連呼してしまった。

という事は・・・ということはーーー!!約25年間もプロフィールに3位と書き続けてきたということ?いくらコンクールにさして興味がなかったとは言え、自分のド天然さに呆れてしまいました。

しかし、矛盾しているかもしれないけれど、私はこの25年間、「3」という数字がどうも嫌でプロフィールに書くのが憂鬱だったのは確か。でも国際コンクールなんだからいいか、仕方ないなどと思っていましたけれど、これからはこの憂鬱な感じから抜け出せるのだと思うとちょっとニンマリ。

ということは1位になった人はパリ国立音楽院の学生で、2位が私で、3位の方はキジアーナ音楽院の教授、オスカー・ギリアのお弟子さんという事になります。

長年、なんで3位が二人なんだろう・・・と思っていた謎が今解けました。遅い!

2019年12月2日月曜日

森のなかで。

 
霧島の森の中、声楽家の三浦かおりさんとVo.&G.でお届けコンサートでした。
 
歌い手は体が楽器、そしてクラシックギターは木々で作られている。

人間も自然の一部。そう考えると、まるで私達や聴き手の方達も自然と同化したような気持ちになるコンサートでした🌿 

みやまコンセールの先生方の細やかなお心遣いにも感謝。お世話になり有難うございました。 

ひんやりとした空気をまるで香りのように感じられる11月特有の季節感と、セラピーがテーマの今回の企画を声楽の三浦さんと話し合った結果、プログラミングの意見はインスピレーションで一致。

ルネッサンス~ポピュラーまでのイギリスの作品を中心に演奏しました。いつもはギターソロで弾く映画ディアハンターのテーマ「カヴァティーナ」も今回は歌とギターで。

歌バージョンは、世界的なクラシックギタリスト、ジョン・ウィリアムスとジャズシンガーの共演で有名ですが、今回は古楽が好きだという彼女の素朴で透明感のある声質ともまた一味違う新鮮さ感じるグッド・ジョブになっていて、演奏している私自身も心がときめきましたね。

Cavatina ~ S.Myars (Duo)
Yesterday ~ Lenon&McCartney/Takemitsu(g.solo)
Flow my tears ~ J.Dowland(Duo)
Scarborough fair ~ Simon&Gaufunkel(Duo)
A Flower In Every Heart ~S.Kina(Duo)