2019年11月14日木曜日

イベント案内「ジョアン・ジルベルトを探して」


11/16(土)、ガーデンズシネマにて、ジョビンと共にボサノバの創始者「ジョアン・ジルベルトを探して」という映画の上映前に、フルートとギターで彼の代表曲「想いあふれて」や「イパネマの娘」など4曲演奏します。

今年88才で他界されたジョアン・ジルベルトはバチーダ奏法という簡単に言えばサンバのリズムをクラシックギターで表現したもの。右手親指はパーカッションで言えば一番低い音域の「スルド」。

サンバ・ボサノバには色んなリズム・パターンがあるけれど、彼が生み出した奏法と彼の独特のささやく様な歌唱法、それから作曲を担当していたアントニオ・カルロス・ジョビンとの共同作業で、ボサノバが誕生しました。

カフェで流れるお洒落なボサノバも、彼が発案した事でそれが進化していったわけです。

私は昔、よくボサノバで楽しませてもらいました。そのジョアンに敬意を表して、トリビュートとしても今回のイベントを開催したいと思っています。

滅多に訪れることのないブラジル。イパネマ・ビーチやリオの風景&生音でのボサノバ、こんな機会は滅多にないと思います♪ 秋は色んなイベントがあって、お忙しいかと思うのですが、ご都合つきましたら、お越し下さると嬉しいです!!

料金はライヴと映画込みです。

(日時)   11月16日(土) 14:45の回
(場所)   ガーデンズシネマ
(料金)   一般 ¥2,500  シニア/会員  ¥2,400
(お問合せ) 099-222-8746(定員39人 要予約)  


 
 

2019年11月3日日曜日

メディカルスタッフ研修会にて演奏してきました。


市民文化ホールにて医療に従事なさっていらっしゃる方々の研修会にて、わたくしのギターソロと後半ヴァイオリニストの田中愛さんをお招きして、演奏してきました。

いつもご苦労なさってらっしゃる医療関係者の方々を音楽で癒そうと私なりに考えたプログラミング&トークでしたが、結果的に後で調べてみましたら音楽療法の基本が根底に流れていたようで(もちろん演奏ありきなのですが。)、他お二人の講師の方々、「褒め達」「マインドフルネス」というテーマにも沿っていたようで、皆さまにとても喜んで頂きました。

喜んでいただくのが一番の幸せです。

私はお二人の講演は勿論、時間の関係上お聞きしていませんが、会場にいらした方々には「聞いていたんじゃないの!?」と言われたくらい、企画が共通していたらしいのです。

それは多分、音楽をやる者として人生哲学のようなものが自然と、音楽を通して現れていたというだけなのではないでしょうか。

私だけではなく、きっと音楽を年少のころから極めていらっしゃった方々は同じような事を思うに違いないと感じた次第です。

私自身にとっても良い勉強になりました。お声かけくださった、元生徒さんや関係者の方々、ありがとうございました。

芸術の秋ですね。

11月はイベントやコンサートなどで目白押しですね。

何事も始めるのに適したシーズンがあるのでは、と思うのですが暑くも寒くもない快適なこの季節にギター始めてみませんか?

クラシックギターと言えども、勿論基本はクラシックなのですが、私自身の音楽スタイルがクラシックを基本にボサノバ、ジャズ、ポピュラーと幅広いので、色んな感性をお持ちの方に合わせてレッスン可能なのが当教室の特徴です。

 
60代から初めてクラシックギターを始めた方。面白いほどに上達なさっています。
今やギターが生きがいになっているようです。
 
 
教室玄関口です。
定期的に変わる生け花が教室に入る時に幸せな気持ちにさせてくれます。
 
 
小学生~70代の方まで通っていらっしゃいます。皆さんとても楽しいようです♪

体験レッスンのお問合せは随時行っています。お気軽にお問合せくださいませ。

場所は高見馬場バス停前、中央ビル内です。

   http://mihorista.web.fc2.com/contact.html

県立高校の音楽の授業で演奏、指導してきました。


写真がなくて残念ですが、某県立高校、複数校の音楽の授業で連日4日間、12コマも演奏と指導をしてきました。

ソロで1時間演奏するだけでも、その後は放心状態になるものですが、休みなく演奏→指導→演奏→指導と4日間も連続で行うのはなかなか過酷なものです。

それは演奏家でないと分からない事かもしれませんね。

あの7月末の何もしなくても体調が悪くなるような豪雨が続いた頃にです。

途中で何だか恐ろしい事になっていると、内心思いましたが(苦笑)、そこは乗り掛かった舟、可愛い高校生達のため、お声かけくださった先生のため、ギター界のため、等々自分に言い聞かせて、最後まで乗り切りました。

空調もなく、雨のため窓も閉めて、教室内はサウナ状態。演奏するともっと体温が上がりますし、汗が目の中に入って左手は見えないし、湿気で楽器は鳴らないし、正直悪夢を見ている様な状況で演奏しました。自分でもよく何もアクシデントもなく、納得のいく演奏が出来たものだと思いました。

火事場の馬鹿力というものなのでしょうか。

演奏のプログラムは下記のとおり。

1.森に夢みる          ~ バリオス
2.イェスタディ          ~ レノン&マッカートニー/武満徹編
3.カヴァティーナ        ~ 映画「ディアハンター」のテーマ
4.海の見える街         ~ ジブリ映画「魔女の宅急便」のテーマ
5.椿姫の主題による幻想曲 ~ アルカス  
 
(アンコール) アヴェマリア  ~バッハ/グノー

を解説しながら6セット。休憩なしでその合間合間に1時間の指導を6回。

指導はカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」をアンサンブルで♪  
生徒達も感触は様々だっただろうと思いますが、ギターにいつもの授業とは違う形で触れてもらい、楽しかったようで頑張った甲斐がありました。

お声かけ下さった先生有難うございました。


薩摩英国館コンサート終了。


しばらく投稿していなかった活動のお知らせです。

初夏に特攻基地、武家屋敷、知覧茶などで知られている知覧の薩摩英国館にて演奏してきました。

一部はギターソロでスペインものを、二部はフルートの青野なほさんと初夏にふさわしく爽やかなボサノバを。

自分に厳しいのでコンサートの度に一喜一憂しますが、しかし最近は少し考えも変わってきました。音楽は生ものなので。

一つ自分の音楽人生で良かったと思うことは、子供の頃に練習曲の他、コンサート・ピースを沢山鍛錬してきたお陰で、それぞれのコンサートに合わせた企画をサラッとプログラミング出来ることです。遊んだ記憶もないくらい厳しい子供時代でしたが、今それが役に立っています。

コンサートは満員のお客様、納得のいく演奏ができ、大盛況でした。

遠方よりお越しくださったお客様、ありがとうございました。

 

2019年9月25日水曜日

ミロンガとハバネラ。


ピアソラを弾き始めたのは25年ほど前でした。

特にピアソラ自身の演奏を参考にすることもなく、すんなり体に浸透したのは、もしかしたら子供の頃に弾いていたハバネラのリズムが関係するのかも、そんな事をふと思いました。

20年ほど前にコンクールでピアソラを自由曲に選んで1位になった事があるが、客席にいらした学生の方に「ピアソラをどうアプローチしたら良いか教えてほしい。」と言われたことがあるけれど、幼いころからクラシック以外にジャズやラテンを聴いてきた私には、論理的に説明することは出来るけれど体得するしかない、と思ったことがあります。

リズムって言語も関係するけれど、結局体で覚えるしかないのではないかな。

フランスのコントルダンスがハイチへ、フランス革命によって逃げる先がスペイン領キューバ、そしてキューバでコントラダンサからハバネラへ発展して、その後アルゼンチンの港町、ブエノスアイレスに入り、ハバネラが変形してミロンガに。

アルゼンチンで生まれてニューヨークで育ち、その後フランスへ留学した、スペイン語を話すピアソラが前衛タンゴを創った先に、タンゴの歴史のルーツを彷彿とさせ、同時に自然な成り行きだと思わせるのは面白い流れですよね。





2019年6月30日日曜日

ピアソラ332のリズムについて。


先日、アストル・ピアソラのドキュメンタリー映画「永遠のリベルタンゴ」で演奏した折、感想を後日投稿しますと書き、随分時間が経ってしまいました。

いくつかに分けて書きたいと思いますが、今回はリズムについて。

映画の中でピアソラ自身が放っていた言葉が印象的でした。

 「メロディーやハーモニーを変えただけだ。リズムは変えていない、ミロンガだ。」

ミロンガはタンゴが発祥した当時の港町で様々な国の音楽が行き交う中、キューバから入った「ハバネラ」が、変形したのがミロンガと言われている。


ピアソラの音楽はそのミロンガの中の一つ、332のリズムで知られているが、これだけは崩してはいけないと思っている。多少バリエーションがあったとしても、基本的にこのリズムが流れていないと、全くピアソラの音楽だと感じられない。

インプロやハーモニーは曲想を踏まえた上で自由にアプローチしても。

その際に、気を付けなければいけないのは、タタタ タタタ タタ を 単にターァ ターァ タンと弾いてもミロンガには聴こえない。とてもフラットに聴こえてしまう。
               
         
>タタ >タタ >タ と裏拍の部分を感じながら弾くと立体的なミロンガのリズムになると思います。
          

私の場合はピアソラを始めた頃の25年前は余り情報もなかったのですが、自然とこのリズムのアクセントの部分を腹筋で!(笑)感じながら演奏していたことに、最近気が付きました。


実際にピアソラの音源を参考にしてみてください🎶

https://youtu.be/xw5OuxREyMQ?list=RDtl9vAoprBPY