2015年12月26日土曜日

回想2015。



先日大阪でギターデュオとフルートという編成で、7弦ギターの阿部さんがひたすらバッキング、フルートの福留さんはなかなかのツワモノ(笑)で、途中予期しない誘導に、イチかバチかで初めてのフリーインプロヴィゼーションを試みたギンガの曲。インプロするような曲ではないけれど、インストだけで演奏するのにアプローチ工夫したのですね。それは理にかなっている。ギンガの何だかヘンテコリンな感じに浮遊感が加わって、さらにヘンテコリンに(笑)。私のインプロはもっとヘンテコリン!(^^)!(日頃特に何かしら即興の勉強しているとかトレーニングされているわけではないのです。)

今年も多くの方々にお世話になりました。ありがとうございます。
それではこの曲を聴きながら2015年を振り返ってみたいと思います。



アートギャラリーコンサート
 
みやまコンセールヴァイオリン、ピアノ、ギタートリオ。

城山観光ホテル、そうしん記念イベントにて。
モモちゃんはお外が大好き。
霧島ロビーコンサートにて。
 
京都サロットさんにて。



松本ギター工房さん、お世話になりました♪

シュビ・シュバでのリハーサル風景
アディオス・ノニーノ
名古屋では沢山の友人知人にお運び頂き、とても感謝しております!

 
教室帰りに深呼吸(^^♪
アートギャラリーコンサート。懲りずにまたまた弾き歌い
 
クリスマス発表会。お手本は大事です♪
教室入口。来年も良い年になりますように☆彡
 

2015年12月17日木曜日

クリスマス発表会。

 

そういえば、先日のクリスマス発表会での生徒達のご報告をしていませんでしたね(^^;)

生徒達は確実に上達、成長しています。やはり定期的な人前の演奏は大事ですね♪

終了後、父兄にも「これからも〇〇を宜しくお願いします。」と言われ家族みんなで嬉しそうでした。

生徒の演奏の他、私はクラシックの大曲、平均年齢8才のシャンソン・ユニット「ギターフランス」の伴奏、そして最後にクリスマス・ソングを演奏し、全員合唱で締めくくりました。

子供たちだけのシャンソン・ユニットは私が以前1年間だけフランス語を教えていた頃に、授業の最後に私がギターで伴奏し、フランス語の歌をうたって締めくくっていた時に自然発生的に出来、3年経った今でも続いています。いつもイベントの時は自発的にプログラム、振付やダンスなどの演出、手作りのポスターも子供たちだけで考えます。このような発想力って将来大人になったときにも役に立つのかもしれませんね♪

私は彼らのお抱え伴奏者です(笑)。 

2015年12月13日日曜日

今日は盛り沢山な日でした。




今日の午前中は教会で演奏させて頂き、午後は教室のクリスマス発表会、そして忘年会と充実した1日でした。

生徒の演奏に加え、私もソロで大曲を演奏したのですが、途中からザワザワとしてくる(子供たちにとっては。)なか、真剣に私の指元を見て聴き入る子もいました。

このような時って、子供だからと言ってあまり妥協せず、こちらも本格的な曲を真剣に弾くと、沢山いる中で、一人でも二人でも興味を持ってもらったり、子供たちなりの感じ方を持ってもらうことに躊躇いはありません。

一番前で真剣に聴き入っていた男の子が、演奏終了後、私の顔を真剣な眼差しでジッと見て、思わず「スゴイ。」ともらしたことを嬉しく思いました。

先生が引率しているコンサート、或いは先生方が見ている中、学校でのコンサートでは最初から聴き方を教育されているので、全てではありませんが、本当の反応が分からない事があります。

しかし今回のように自由な場所で何度か弾いてみた感触を率直に伝えるとすれば、例えば皆が知っているポピュラーな曲だと反応する人数は増えるのですが、最終的には上辺だけ「あ~楽しかった。」だけで終わるような気がします。

その中で「こんな本格的で長いクラシック音楽を弾いて大丈夫かな・・・」なんて思いがながら、いざ弾いてみると、中には途中からザワザワしてくる子も中にはいます。(大人が演歌も好きであれば、ポップスが好きだったり、現代音楽が好きだったりすることと同じなので、ザワザワする子がいるのは当たり前で何も悪いことではないと思います。ただ大人は理性でコントロールしているだけですので。)

しかし、結局のところ、心の奥まで入り込むような曲を弾いたときのほうが、それに反応する子供達の食い入るように見る真剣な眼差し、演奏終了後の子供たちから発せられる「気」であったり「言葉」が違います。

こんな経験のほうが、将来子供たちにとっては心に残るものなのではないか、と思った日でもありました♪

2015年10月23日金曜日

ランチタイム・コンサートは無事終了しました。




市民アートギャラリーでのランチタイム・コンサートは無事終了しました!

お越し下さった皆様、ありがとうございます。

今回はバリオス、ヴィラ=ロボス、ピアソラなど演奏させて頂きましたが、今日は今まで心の中でもやもやしていた事がクリアになりました!!

確かにクラシックギターの魅力は独奏で一番輝きます。そしてギター曲も古いものから新しいものまで数えきれないくらいあります。今後も精進しつつ広めていけたらと思っています。

しかし~!!やはり私はアンサンブル、ノージャンルが好きです!!!

これからは他楽器や歌との共演をどんどんやっていきたい。そしてジャンルにも囚われたくない!!

そしてギターを通して人を幸せにしたい!!!!!そんな事を今までになくハッキリと思った日でした。そんな事を思わせてもらえたこの日に感謝しま~す!!!

2015年10月21日水曜日

23日(金)ランチタイムコンサートのお知らせ。




明後日23日(金)は鹿児島市役所みなと大通り別館1階、12時20分~12時50分までアートギャラリー内でランチタイムコンサートに出演します。

無料でどなたでもご覧頂けますので、お気軽にお越しください♪

先日の関西、名古屋ツアーで演奏したプログラムから数曲抜粋して演奏致します。

深まりゆく秋の雰囲気をお楽しみ頂ければと思います。

2015年10月8日木曜日

ノスタルジア名古屋公演終了しました。





名古屋HITOMIホール・プリズムステージ「ノスタルジア」公演は盛況のうちに終了しました。

プログラミング、編曲から始まって、共演者との数々の打ち合わせ、自主練習、ソプラノ日比野景さん宅での集中稽古では、私のアレンジや曲想に合った歌い方やタイム感覚などに挑戦して頂き、試行錯誤の連続、演出、宣伝活動、もうこれ以上出来ないというほどの課程があり実現したコンサートでした。

その甲斐があり、終了後は沢山のそれぞれの聴き手の方の表現方法で様々な嬉しい感想を頂くことが出来ました。

名古屋の友人知人にもご協力頂き、主催、スタッフの方々、共演者、ご来場頂いた皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございます。

そういえば、ソプラノの日比野景さんとは東京時代からの音楽仲間で10年近くの付き合いになります。今回で3回目の共演でした。

2015年10月6日火曜日

大阪CHOVE CHOVA。


Adios Nonino/A.Piazzolla
ブラジル音楽のギタリスト阿部浩二さんとラテンフルーティスト福留敬さんとのトリオは本当に楽しかったです!!

ジョビン、ギンガ、ペルナンブーコ、ピアソラ、アルベニス、グラナドス、その他キューバ音楽など演奏したのですが、3人共それぞれの専門分野からアイデアを出し合ってその場で音楽を作り上げる作業が私とってはたまらなくワクワク感をそそられるライヴでした。

編曲は勿論の事、アドリヴやフリー、アンコール曲では演奏する寸前に福留さんが「最後は○○のコード進行を繰り返すだけでいいから。」と耳元でそっと知らせて、アドリヴを永遠に続けた後エンディングに皆の呼吸で入る、そんな事が初めての経験でも大成功でこんなに楽しいことはありませんでした。

それも阿部さんがサポートしてくださったり、福留さんが私の可能性を引き出す力量があったから実現出来たのだと思います。

最初はこのライヴをツアー中に行うことに、準備不足で演奏が中途半端になりそうなのでまたの機会にと提案したのですが、出来る事ならやる方向でお願いしますとお二人が前向き、殆ど初見のような曲も2、3曲あったり、まずはアドリヴやフリーが私にとって初めての事でしたので、ツアー中に即座に準備するのは至難の業でしたが、危ういところがありながらも切り抜けました。

楽しすぎて演奏中の私の顔がニヤケっぱなしだったのが、反省点です。

2015年10月4日日曜日

大阪、松本ギタ-工房盛会。



大阪、松本ギター工房にてミニコンサートは盛況のうちに終了しました!!

昼の部、夜の部共にほぼ満員のお客様で味のある空間で、じっくりとギターの生音をお聴き頂きました。

ファンの方の殆どがプロのギター奏者や先生方、あるいはギター愛好家、音楽関係者、アナウンサーなどで、大いにプレッシャーがかかりましたが、逆にそれをパワーに変換させて演奏することが出来て嬉しい感想を沢山頂きました。

沢山の出会いもあり、休憩時間の音楽の語らい、大御所ギタリストさん達、製作家、ロッコーマンさんなどとの打ち上げも盛り上がり、笑いの連続、楽しいひとときを過ごさせて頂きました。

松本ギター工房さん、ご来場くださった皆まさありがとうございます。

2015年10月1日木曜日

無事終了しました!!




18日京都サロット、サロンコンサート(ソロ)、19日大阪松本ギター工房、昼の部、夜の部ミニコンサート(ソロ)、20日トリオ・リハーサル、21日~22日トリオ自主練習、23日シュビ・シュバでのトリオ本番、24日名古屋へ移動、25日~28日歌い手さんと集中稽古、29日名古屋メニコン自主事業コンサート「ノスタルジア」本番、とこなしてきました。


沢山の方にお世話になり、皆さまのサポートのお陰で様々なスタイルのコンサートを緊張感がある中で楽しく演奏してまいりました。

また後日、少しずつ一つ一つのコンサートのご報告をさせて頂きたいと思っています!!

今後ともよろしくお願い致します♪

2015年9月17日木曜日

ライヴのお知らせ。




9月23日(水)、7弦ギター、ブラジル音楽のパイオニア阿部浩二さん、ラテンフルートの第一人者、福留敬さんとトリオで、スペインもの、ボサノバ、ショーロ、タンゴのライヴを行います。

阿部浩二さんは東京時代からの音楽仲間であり、クレモンティーヌ、南佳孝、小松亮太など一流ミュージシャンと共演、2004年11月には、ヴィラ=ロボス没後45周年イベントを企画。

ブラジルへは10回も赴きブラジル音楽のエッセンスを吸収し、且つ日本人のセンティヴな感性を兼ね備えた奏者です。

ラテン・フルートの福留敬さんは、大阪教育大特設音楽課程フルート専攻を卒業後、クラシック音楽のみならず、現代音楽からジャズまで幅広く活動。特にキューバ音楽のジャンルでは日本を代表するトップミュージシャン達とのCDやライヴで頻繁に共演なさっています。

カンリオス、グラナドス、アストゥリアス、ピアソラ、ヴィラ=ロボス、ジョビン、バーデン・パウエル、ギンガ、ペルナンブーコなどの作品を、ソロ、ギターデュオ、ギター&フルート、トリオで演奏予定。

クラシックギター奏者も是非、彼らの南米音楽のニュアンスやノリを勉強がてら、そして楽しみに是非いらしてください♪


(お問合わせ)     CHOVE CHOVA  (ショビ・ショヴァ)  

                          大阪市西区京町堀1-13-2藤原ビル2F
                          Tel & Fax.06-6225-3003
                                                

(チャージ)       2,500円

2015年9月15日火曜日

ノスタルジア。



名古屋公演まであと2週間となりました。プログラムは以下のとおりです。

(第一部)


1.初恋                               曲:越谷達之助 詩:石川啄木/竹之内美穂編

2.小さな空                    武満徹/竹之内美穂編 
3.翼                       武満徹/竹之内美穂編
3.イェスタディ                  レノン&マッカートニー/武満徹編(ギターソロ)
4.「映画ディアハンターのテーマ」 
  カヴァティーナ                 S.マイヤーズ(ギターソロ)
5.広い河の岸辺に                 スコットランド民謡/竹之内美穂編
6.サラバンド二短調                G.F.ヘンデル/詩:日比野景

(第二部)
1.森に夢見る                   A.バリオス(ギタ-ソロ)
2.ブラジル風バッハ第5番よりアリア        ヴィラ=ロボス
3.アヴェ・マリア                 A.ピアソラ
4.アディオス・ノニーノ              A.ピアソラ(ギターソロ)
5.「映画ティファニーで朝食をのテーマ」
  ムーン・リバー                 H.マンシーニ/竹之内美穂編
6.サマータイム                  G.ガーシュイン/竹之内美穂編

初恋、武満、広い河の岸辺に、ムーン・リバー、サマータイムは私の編曲、ヘンデルのサラバンドはソプラノの日比野景の詩でお届けする、クラシックの演奏家としてはオリジナルなコンサートになっております。

平日のお忙しい時だとは思いますが、ふとひと時の夢の世界を味わいたい、ホッと一息したい、と思われましたら、ぜひ皆さまのお越しをお待ちしております。

体全体を包み込むような声とギターの空気の振動、あるいは心の奥底まで浸透していくような、そんな音楽をお届けしたいと思っています。(二人は進化する演奏家です。やはり音楽はライヴだと思っています。そのライヴで一番魅力を発揮出来る二人だと思っています♪)

お問い合わせは メニコンホームページ http://event.menicon-ba.co.jp にて承っております。


2015年9月9日水曜日

全曲30曲。




またまた演奏依頼が舞い込みました。今度はフルート+7弦ギター+私とのトリオです。

急遽決まって、もう2週間後なのにまだ編曲中です。

ソロ、ソプラノ&ギター、ギターデュオ、ギター&フルート、フルート&7弦ギター&ギタートリオと全曲合わせて、30曲を各地にて演奏します。

よくありがちな同じプログラムを各地でツアーを行うとのは違いますし、またジャンルや様式も幅広いので、気持ちの切り替えと後は何と言っても体力勝負になります。

しかし、クラシックギターで短い期間に30曲とはなかなかハードですが、不安より楽しみのほうが上回っているせいか、焦っているけれど、焦っていないような不思議な気持ちです。

超絶技巧とか、何か人と違うことをやろうとか、そんな事は思わないですね。

それより与えられた曲(与えられたというのは何も人に選んでもらったという意味ではなく、例え自分で選んだ曲でも与えられた事、今回ご縁のあった曲という意味なんですね。)を、細かく分析して丁寧に弾きたいと思っています。

分析と感性、一見相反することのようですが、その人の持っている感性や音楽性が、分析に繋がると思っています。分析して音楽的に弾くのではないのですよね。私の場合は逆です~♪

沢山の方に聴いて頂けたら、本当に嬉しいです!!


2015年9月6日日曜日

ギター工房コンサートのお知らせ。




9月19日(土)、昼の部 14:00~  夜の部18:30~  (共に約1時間程度) 

雰囲気のある素敵なギター工房で演奏させて頂きます。


プログラムはバリオス、ヴィラ=ロボス、ピアソラなど南米の曲を予定していますが、昼の部と夜の部はお客様層をふまえて若干プログラムを変える予定です。昼の部は若干ポピュラーも加えたりしようかと思っています(^.^)/~~~

ギターは弾いた事がないけれど興味がある方も是非どうぞ。

クラシックギターの生音をリラックスした雰囲気で聴けるチャンスですので、是非お気軽に遊びにいらして頂けると嬉しいです♪


(料金)      2,000円  予約制

(場所)      大阪府門真市小路町25-36 松本ギター工房

(お問合わせ)  06-6902-2880


2015年9月5日土曜日

京都にてサロンコンサートを行います。




初めての京都で楽しみです♪ マンドリン・ギター専門店「サロット」にてサロンコンサートを行います。

バリオス、ヴィラロボス、ピアソラに加えてポピュラーな曲も演奏しますので、間近でクラシックギターの音色を聴いてみたい方、ギターをこれから始めてみたい方から経験者の方まで楽しめるコンサートとなっております。

トレモロの曲も演奏しますよ♪ なかなか鹿児島出身のギタリストを聴く機会がないと思いますので、この機会にぜひお運び頂けましたら嬉しいです~!!

よろしくお願い致します。


2015年9月1日火曜日

コンサートのお知らせ。

           


コンサートのお知らせです♪

名古屋メニコンHITOMIホール自主事業にて、ソプラノ歌手の日比野景さんとデュオコンサートを行います。

声とギターだけのシンプルな編成ですが、前半は日本とイギリス、後半は南米とアメリカの楽曲を中心にバロック~現代まで、映画音楽やポピュラー、オペラと「ノスタルジア」をテーマに飽きさせないプログラムとなっております。

どうぞお運び頂けましたら嬉しいです。

・小さな空~翼        (武満徹)
・広い河の岸辺に      (スコットランド民謡)
・サラバンド          (ヘンデル)
・森に夢見る         (バリオス~ギターソロ)
・ブラジル風バッハ第5番 (ヴィラ=ロボス)
・アヴェ・マリア        (ピアソラ)
・アディオス・ノニーノ    (ピアソラ~ギターソロ)
・ムーンリバー        (マンシーニ)
・サマータイム        (ガーシュイン)      他


*13~14曲のうちギターソロは4曲となっております。


(日時)      9月29日(火)   18:30会場  19:00開演

(料金)      3,000円

(お問合わせ)  メニコンホームページ http://event.menicon-ba.co.jp にて承っております。

2015年8月25日火曜日

全部終了してスッキリ!




昨日気がかりだったサマータイムのアレンジ・・・心配することもなくサラサラッと書けてしまった!

私のアレンジは半分ジャズ的なノリで書いていく。

あの時は良かったと思うけど、1週間後にはまた気持ちが変わったり感受するニュアンスが違ってきたりする。

でも全体の構成や和声、リズム、曲想・・・等々は左脳で計算しつくしているので、さほど自由に書いているわけでもないのだよ。

その辺が純粋なジャズプレイヤーとちょっと違うところかもしれません。あーきっとジャズの方も計算していると思いますけど、その計算の種類が違うのです、きっと。

でもアドリヴはもちろんズージャのプロには敵いません(^.^)/~~~


2015年8月23日日曜日

書き直し。




アレンジって、その時に良いと思っていても、少し時間が経って改めて弾いてみると印象が違うと感じる時がありますね~。

サマータイム・・・ブルージーな感じを出そうとして、自分でもなかなかいい感じに仕上がったと思っていたのだけど、これが今日弾いてみたら、何だかとてもえんかちっくになってしまって、赤面してしまった。(あいや別にえんかが悪いっていうわけではないですよ。それを求めていたわけではないので。)

いや~日本人を痛感してしまいました。ブルーノート・スケールってまかり間違うと演歌や民謡みたいになっちゃうね。慣れない事やるもんじゃないね。新しい挑戦ていっても限度があるな~。

またやり直し!あ~あーやっと練習に集中出来ると思っていたのに。でも直しの作業が練習することにもなる、と考えたらしょんぼりすることもないかな。

よし!明日もまたがんばるぞ!!


2015年8月22日土曜日

最後の1曲無事終了。



今夜、やっと最後の編曲が終わった。終わらないかと思ったくらい大変だったけど、終わったのだ。

今日編曲したものは、ちょっとした息抜きの曲。しかしそれでも声とギター1本で聴かせるわけだから、工夫は必要です。

バロックから現代、ポップスに映画音楽、オペラや日本の曲、スコットランド民謡・・・プログラムも変化に富んでいるけど、ギター伴奏も様式に沿って更に工夫も凝らしている。

これでもう明日からは練習することだけに集中出来ます。

なんと嬉しいことでしょう!!

2015年8月18日火曜日

霧島ロビーコンサート無事終了しました。




霧島での清流荘ロビーコンサートは無事終了しました。

ギターソロ、フルート&ギター、フルート&ギター&ピアノと様々な編成で演奏させて頂き、お客様には旅情をそそる選曲でとても良かったと喜んで頂きました。

曲が決まって5日後にコンサート、私自身は8曲演奏しましたので、なかなかスリリングでしたけど上手く行ってホッとしています。

2015年8月14日金曜日

ふと思ったのですけど。




そう言えば、よくよく考えてみると、ブラジル人のギタリスト及び作曲家のマスタークラスやワークショップなど沢山受講している事に気がつきました。

ジスモンチ、ヤマドゥ・コスタ、クアトロ・マホガニー、ジョアン・リラ・・・などなど。

クァトロ・マホガニーのリーダーで8弦ギターのギタリストにヴィラ=ロボスのショーロス第1番のレッスンを受けた時に、「この曲はマシーシというリズムで成り立っているけれど、でもあくまでもクラシックなのだから、エレガントで洗練されていなければいけない。マシーシだって2種類あるんだよ。」

そして、あのラグ・タイムを模倣したホ長調の部分もいつしか皆が遅いテンポで弾くようになり(ラグの引きずるようなタイム感覚を単純に遅く弾くと勘違いしたのかもしれません。)、私も当時同じように弾いてみると、「そこの部分を皆遅く弾くけど、僕は嫌だね!テンポで弾いたほうが良い。」と即答。

そう。この「嫌だ!」と随分強調して言ったこの言葉が重要なんだと思います。ラグもヴィラ=ロボスも研究した上でそうおっしゃったのだと思います。

例えば、誰もがボサノヴァをブラジルのショーロにジャズのハーモニーが融合したものだと疑わない中、A.C.ジョビンを筆頭に、私がレッスンを受講したブラジル人音楽家達も含め「違う。ボサノヴァはジャズとは関係ない。サンバなんだ。僕たちの音楽なんだ。」と皆が強調する。

私達にしてみると、どう考えてもジャズに影響されているとしか思えないのに、何故?と素朴な疑問が湧くのですが、何か彼らにしか解らない「誇り」のようなものが隠されているのかもしれないと思いました。

やはり、ここでもこの「違う。」という言葉が重要なのだと思います。

よそ様の国の音楽を演奏させてもらうのですから、この「嫌だ。」「違う。」という言葉のニュアンスを大事にしたいと思うのですよね。

様々な国の音楽家達から学びとろうとしたその貪欲さは、きっと中学生の頃から民俗音楽に興味を持ち始め、私達日本人の音楽って果たして何なのだろうとルーツを探し求めた反動なのではと思うこの頃です。

2015年8月9日日曜日

ヤッホー!やっと出来ました~♪




今夜中の3時半。こんなに遅くまで起きていることはないのだけど、今日までに終える!という自分に課していた編曲がやっと出来ました!!

先日まで体調が思わしくなく、なかなかはかどらない事に焦燥感がありましたけど、良かった!間に合って。新しい事にも挑戦したので、不安で仕方なかったけど、想像したよりも上手くいき、恍惚感に浸っています。

これに歌い手が加わったときの事を思うと、もう今からワクワクです♪

2015年8月3日月曜日

レパートリー講座 Vol.3




今回はヴィラ=ロボスの名作プレリュード第1番。
曲全体を印象付ける抒情的なメロディー部分だけ取り出して書いてみようと思います。

言わばブラジル人が根っこに持っている「歌」についてです。

まずヴィラ=ロボスはオペラ作曲家のプッチーニに影響を受けたと言っている。そして19世紀頃にブラジルのサロンやポルトガル王室で流行した「モジーニャ」の心が彼の作品の中に息づいている。

モジーニャはブラジルの最初のポピュラーミュージックと言われているけれど、同時にポルトガルのファドの原型にもなったとも伝えられているようです。

この独特の抒情的で感傷的な漂いは、十代の頃からブラジル音楽を長年聴いている私には机上の空論ではなく、感覚として少なからずわかります。*ここで言うブラジル音楽はポピュラーの事を指しています。(ヴィラ=ロボスを弾き始めたのは9才からです。)

そして更に私はポルトガルに1か月滞在した事があり、その間ファドハウスでファドのライヴを何度も聴いているし、又実際にファドのミュージシャン達ともセッションをしたり、素晴らしく天才的なポルトガル在住のブラジル人の女性歌手とも共演した事があるので、どちらの感性も肌で感じることが出来ます。共演したブラジル人の女性歌手は私が帰国する直前にもホームパーティーを開いて下さり、何曲も私の為にブラジルの歌をうたって下さいました。

このような経験を得て、必然的に「ブラジル風バッハ」にその影響を見出す事が出来るし、また「練習曲第11番のLentoの部分にも「モジーニャ」を感じます。

前奏曲第1番も例外ではありませんよね。動画は雰囲気だけでもと思い、参考までにヴィラ=ロボス作のモジーニャをアップしておきます。

それにしても、ポルトガルでは貴族のお茶会でサロン・コンサートをさせて頂き、お姫様のようにメイド様手作りの世界中のお菓子を頂き、王族の方がお屋敷敷地内の教会で私のリサイタルを主催して下さったことが、今では夢物語のようです。

2015年7月23日木曜日

My student. 8 years old.



こんな子もいたりして・・・。女の子の生徒で当時8才。ギターを始めて約1年半のときの演奏です。

ものすごく努力したのだと思います♪

ひまわりの約束。




先日は夢の中で大泣きしました。ものすごく哀しかった。もう叫ぶように泣きました。そして余りにも胸が痛むので、これは現実なのだと思っていたら、朝目が覚めて瞼も腫れていないし、泣いた形跡もなくて、そこで初めて「あれは夢だったんだ。」と気付きました。

そして起きた後も1日中、胸の痛みは治まらなかったのですけど、1日の締めくくりにこの動画を見て幸せな気持ちになりました。

彼は厳しい私立の小学校に通っていて勉強も頑張っていますけど、勉強の合間にギターをマイペースで練習して楽しんでいるようです。

この子に歌うことを勧めて良かったと、こんな姿を見ると心底思います。

*動画のアップは保護者の許可を得ています。

2015年7月21日火曜日

ブログは気にせず続けることにしました。




ここのところ色々とあって、ストレスによる思考力低下で、ブログを書くことに疲れていましたが、気を取り直して続けることにしました。

考えてみれば良い事も沢山あるし、私がしょんぼりしていたら応援してくれる人達に申しわけない気がしてきました。

またレパートリー講座も不定期ですが、演奏活動、教授活動、練習、編曲の合間に続けることにします。

2015年7月7日火曜日

また一つ。






今日もまた編曲が一つ出来あがりました。

3曲同じ調が続くので、飽きない様に工夫を凝らしました。でもさり気なくです。

古めかしい中にモダンな手法、ジャズ・ワルツっぽく、最後はブルージーな感じに。


また今日も弾き歌いをして歌い手が加わったときに、どんな雰囲気になるのか確かめてみたら、ブルージーな感じは自分に合っているのか、何度も繰り返し歌ってしまったなぁ。。。まるで自分が歌うみたいに。

とにかく毎日毎日、時間があれば編曲ばかりで、これからは練習も並行していかなければ!

このところ雨ばかりで取りやめになっていたウォーキングや筋トレも始めよう。

2015年7月2日木曜日

1曲出来あがり。




シンプルだけど、ちょっと工夫を凝らした編曲1曲仕上がりました。


砂にはらばい、寄せては返す波の音 潮風の匂いが頬をなでるとき、初恋のいたみを遠く思う そんな編曲になりました。

編曲したらオリジナルの詩に加えてこんなフレーズも入ってしまったという、ちょっとしたジョークです。実際はもちろん石川啄木の詩で歌いますよ。

4分の5拍子、4分の4、4分の3、4分の5拍子と、変拍子がまるで風に吹かれるように自然と流れて行くところにノスタルジーを感じます。

古めかしさと現代的な和声使いが混在し、せつないけど甘すぎず、爽やかな雰囲気を醸し出す事ができました。これがまたギターの音と合うんだなぁ。

まだまだ沢山編曲あって、とにもかくも編曲は早く終わらせるように努めています。そうすると後は練習するだけなので、落ち着いて毎日を過ごす事が出来るのですよね。

2015年6月21日日曜日

やっぱりライヴはいいですね。





昨日は昔からご縁のある企業の記念イベントで演奏させて頂きました。

趣旨に合わせて、クラシック、ボサノヴァ、ラテン・フラメンコタッチな曲で演出してみましたが、古典ロマン派好きの共演者のお二人が、以外にもポピュラーのノリが良かったことにびっくり!!

パーティー形式だとザワザワすることが多いのに、会場の皆さんは本当に聴き入ってくださり、こちらも嬉しく思いました。

終了後は次から次へと、良かった!身震いしたなどお褒めの言葉を沢山頂き、人に喜んでもらう事の幸せを感じました。

主催、担当の方々有難うございます。

2015年6月17日水曜日

Movimento Violão: Pablo Márquez




私の出身校、パリ・エコール・ノルマル音楽院内のホール「サル・コルトー」のコンサート・シリーズで一番最初に招かれたのが、このパブロ・マルケス。

パリ国際ギターコンクールで優勝しているが、そのような経歴は全く知らず、入学して間もない頃ふらっと彼のコンサートに行ってみた。

まずはブリテンのノクターナルでもうすっかり打ちのめされて、自宅に帰って感動とショックのあまり泣いてしまった事をよく覚えている。

その後のシリーズで招かれたのは、マヌエル・バルエコ、ディヴィッド・ラッセル、稲垣稔・・・そうそうたる顔ぶれだ。

サル・コルトーという素晴らしい響きの自分が通っている音楽院のホールでこのようなコンサート・シリーズが繰り広げられていたなんて、今思うと夢のような、なんと贅沢な日々だったのだろう。。。


2015年6月14日日曜日

あめ、あめ、毎日雨。。。




今日は早朝に雨のなか運動がてら散歩してきました。

子供の頃、毎日ギターの練習ばかりで、3カ月に1回くらい遊んできてもいいよとお許しが出ていたのですが、そんな時は一人で公園のすべり台の上で遊んでいたものです。

ふと10年近く前にテレビでフジコ・ヘミングの半生を描いたドラマのことを想い出しました。

まるで自分の人生のようだと思いました。何で私の人生のことをこの脚本家は知っているのかと思ったくらいそっくりだったのです。

一つだけ違うことと言えば、私の両親は仲が良かった、という事だけです。

子供の頃にピアノのスパルタ教育を親から受けたこと、ラジオ番組に子供でこんなに上手いピアノを弾く子は珍しいと出演依頼があっても、親から「周りがちやほやするからって、天狗になるんじゃないよ!」と厳しく教えられる所、芸大時代に日本人離れした演奏をすると周りから虐められる場面、辛いウィーンの留学時代のこと・・・などなど。

フジコ・ヘミングさんは私の母より年上なので、私の時代はテレビでしたけど、私が7才の時にテレビ出演した時に親に言われたセリフ、上記のものと全く同じなんです。

私もパリの音楽院時代によく虐められました。その時に私を救ってくれたのはスペインやイタリアからの留学生達でした。仲良くしてくれた友人達は国際コンクールで次々と優勝し、今や彼らは世界的な音楽家になっています。

日本に帰国してプロ活動を始めてからも、同じ日本人からの虐めは留まりませんでした。虐めのピークだった頃にあるギタリストに人のいない場所でそっと「なかなかつぶれないですね~。」と眉間に皺を寄せながら言われた事があります。

虐めても虐めても強かに生きている私を見て、イラッとしてつい後先考えずに本音が出てしまったのでしょう(笑)。嫌がらせをしている人達の中にはギター関係者じゃない人もいるでしょうが、詳細はこれ以上書きません。

しかし、応援してくれる仲間も一杯います。そんな人達に限って皆一流の人達です。営業力やコネで目立っているわけではなく、実力勝負の一流の方達です。彼らは人間的にも達観している。だから私も卑屈になること無く、今までやってこられたと思っているし、彼らの存在を有難いと思っています。

世の中を見てみると、どんな世界にも同じような事はあると思いますが、しかしそれでも、人としてえげつない事をしていると、その人自身の心がますます荒むと思うのですよね。

そんな人達に限って外面が良いのが特徴ですが、どうやってあんなに切り替えが上手く出来るのか私には不思議でたまりません。。。

さて、最近元気のない私ですが、雨音を聴きながらこれから練習です。

2015年6月1日月曜日

ホッと一息。




ギターのアレンジいい感じに仕上がった!

わたしって、天才!! ヒャッホーーー☆☆☆☆☆


2015年5月22日金曜日

みやまコンセール、ミニコンサートは無事終了しました。




昨日はみやまコンセールにて、栗野小,轟小,上場小学校の皆さんの前で演奏させて頂きました。

古典、ロマン派、ポピュラーと演奏し、子供達は大喜び!

音楽が更に楽しくなったと大盛況でした。

終了後、子供達が押し寄せてきて握手を求められて可愛いかったー♡

こんな音響の良いホールで、プロの演奏家たちのライヴを聴ける今の子供達は幸せですが、同時に「音楽」を通して、このような仕事をしていなければ出逢えなかった喜びに触れて、私も幸せでした。

2015年5月6日水曜日

ゴールデンウィークも終わりですね。




この写真は私が7才のときにテレビ初出演した時のものですけど、渋い曲を抵抗なく素直に弾いていたなぁ。。。最近子供達の前で演奏することが多くなってきたので、ゴールデンウィーク中は今の小学生ってどんな曲聴くんだろうか?どんな感性してるのかなあ・・・なんて考えいました。

我ながらすごく可愛いので何度でも出しちゃいます、この写真。ムフフ。

私の場合はこれはちょっと特殊かもしれませんけど、4才頃からスタンダード・ジャズが好きで、小学校低学年ではミッシェル・ルグランなどの映画音楽、3、4年生ではゴスペル、高学年でピートルズやモダン・ジャズを聴いていましたけど、今の子供たちの感覚がよく解らないので、様々なスタイルの音楽を弾いて行って、試行錯誤しながら感触を掴んでいくしかないのかな。

とにかく音楽の楽しさやギターの魅力が伝わったら良いなぁ。

というわけで、ゴールデンウィーク中は何処にも出かけないで、これからの本番の準備や父の代から続く膨大な楽譜の整理整頓をしていました。(まだ終わっていない!!)

父所有の楽譜は古過ぎて使えないのかと思っていましたけど、古いからこそ貴重なものもあったりして、私のものと一緒にジャンル分けする作業を少しずつしています。

これは単純なことのようでとても重要!何処に何があるのか直ぐに取り出せるようにしていないと、本当に時間のロスになります。

効率よく仕事する為にもがんばらなきゃ。


2015年5月3日日曜日

皮膚で音楽を聴く。



人間の腸は第2の脳、皮膚は第3の脳と言われている。

今思いついたのですけど、人は何故ライヴに出掛けるのか、ということ。

空気の振動を体全体で感じて、皮膚でも音楽を聴くことにより、より心地よさを感じるからじゃないだろうか。

当たり前のことのようだけど、人間は耳だけではなく、皮膚でも音楽を聴いていると科学的に証明されたのだから、この事について改めて考えても良いのではないだろうか。

12年前にMAレコーディングスから1枚目のCDをリリースしたけど、その際にライナノートにこんな事を書いている。イタリアのサン・レモ近くの無人駅で、どうしてもそのドーム型のどこまでも高い天井の石造り(当たり前だけど)の建物の響きを確かめたくて、電車を待つ間ギターを弾いた時のことを綴った文章。

「空気の塊がザーッと皮膚に押し寄せてきて、その空気の振動が淡い光となって細胞の一つ一つに沁み渡っていく。耳で聴いているのに、音全体に体が包み込まれているようなその体験は後に自分の音に対する概念に影響することとなる。」

これは経験によって学んだものだけど、人って科学的に証明された、と言うとそこで初めて信じるんだな。

また、こんな事にも気がついた。これはもう随分昔に気付いていた事だけど、「虫の声」。日本人は虫の声を音楽のように右脳で聴くらしいけど、西洋人はノイズとして左脳で聴くらしい。

そこで考えてみた。日本の伝統音楽では例えば琴を演奏するときには、ふすまや戸を全部開け放って、風を感じながらあるいは虫の声や小鳥のさえずり木々のゆれる音を感じ、自然と一体になって演奏していたわけだけど、もしかしたらこの事が「虫の声を右脳で聴く」ことと関係しているのではないか、と自論ですけどここ20年程の間思ってきました。

私も自然の中で弾いてみたい。

上高地のおサルさん達20名限定でミニコンサートを開くとか。これは椅子が一つあれば実現出来るものね。

2015年4月26日日曜日

なんば歩き。


 

体力維持、健康管理の為に今日からまたウォーキングを再開しました!今年も元気で頑張れるように続けます。

でもただのウオーキングじゃないのですよ!!昔の日本人の歩き方「なんば歩き」で試みています♪

本当かどうなのかわかりませんけど、脳の活性化に良いと知って、先日、ある言葉が出てこなくて「う~ん、あれ、なんだったっけー??えーっと、えーっと・・・」と考えても考えても出てこない時に、そうだ!と思い付いて「なんば歩き」を試しにやってみたんです。

そうしたら、な、なんとーーー!歩き始めて、2、3秒したらその言葉がスーッと出てきたのですよ~。びっくり!!

というわけで、傍から見たら「変な人」だと思うのですけど、しばらくこのへんな感じで歩いてみようと思います。

でも考えてみれば、江戸時代の人が現代人の歩き方を見たら、変だと思うはずなので、これで良いことにするのだ!!

2015年4月10日金曜日

トレモロってやっぱり人気があるのですね。




4月から新しい生徒さんも入り少しずつ賑やかになってきています。

トレモロのギター曲ってやはり人気があるのですね~。

「アルハンブラの想い出」「森に夢見る」「海のセレナーデ」と大分トレモロのレパートリーも増えてきました。

ところで今日は鹿児島の姉妹都市「ナポリを楽しむ夕べ」というイベントがあったのですね。知らなかった。。。

この一環として、私は小学生の時にナポリ市長や親善使節団の前でカンツォーネを演奏した事があり、ナポリ市長が感激のあまり舞台に躍り出て飛び入りで歌われた事を思い出します。

子供の頃のこんな経験やヨーロッパでの音楽の楽しみ方を経て、15年ほど前にコンサートの合間にワインやおしゃべりを楽しむ時間をちょっと入れてみては、とあるコンサート企画会社の社長に提案したことがあるのですが、「そんなの無理だよ。」と即却下されたことがあるのですけど、今回のこのイベントではこの私のアイデアが形になったみたいです。

私のギターに関する個人的な見解、音楽そのものに対する発想や方向性が、長年否定され続けてきて、今やっと少しずつ認められてきていることって一杯あるんですよね。

あの時、何もかも、やっておけば良かった!!

その中の一つに、当時鹿児島では知られていなかった「ギターの歴史」をレッスンやワークショップなどで伝えて行こうという試みがあったのですが、これも「そんな事やったって誰も興味を示さない。」と頭ごなしに言われ続けてきたのですが、それでも少しずつ機会ある事に伝えて行きました。

ところが実は思いのほか皆さん興味を持ってくれていたのです。

17、8年前のお話しですが、否定されなかったらもう少し全開で試みていたと思います。ピアソラもその中の一つ。20年前に鹿児島で演奏していたのは私だけでした。今ではもう懐メロです。笑

しかし少なからずこんな事の積み重ねで今があるのですね。

2015年4月7日火曜日

レパートリー講座始まります!




すっかり春らしくなりましたね。

今年4月からレパートリー講座を1か月に1回を目標に書いていきたいと思います。

日にちは特に決めません。空いた日に書くようにします。日にちを決めてしまうと例えば毎朝何時に!と決めたは良いけど、後で続かなくなるジョギングのようなものになってしますからです。

さて、それより内容は、皆さんがよく演奏されるような名曲を中心に、日頃から私自身が個人的に研究してきて、ちょっと疑問に思うこと、本に書かれているような机上の知識だけでは割り切れないようなこと、もしくは一歩踏み入った表現方法など、数々の名曲を通じて解説していこうと思っています。

これは全曲通して解析するものではなく、一般的に誰もが同じようなことを思う部分は省いて要所だけを取り出して、和声、リズム、テクニック習得のコツ、表現方法など、全ての面からトータルで伝えていきます。きっと音楽がもっと楽しくなると思います!

6才から何十年も国内外で積み重ねてきたものを、わざわざ無償で教えなくても良いのではと一部の方々に言われましたが、「レッスンでもないのに教えることが勿体ない。」のではなく、「教えないことが勿体ない。」という考え方なので、私自身は少しでもお役に立てるのならそれで本望です。

上級者の方の場合はご自身で自ら勉強していけると思いますので、特に初級、中級者向けの講座になると思います。

お楽しみに♪ 
        


2015年3月29日日曜日

「黒田義雄の世界」は盛況のうちに終了しました。




みやまコンセールでの「黒田義雄の世界~ギタリスト竹之内美穂を迎えて。」は盛況のうちに終了しました。

今年はラヴェル生誕140周年を迎え、最後のトリオではボレロを演奏し、大変に熱狂的な演奏と反響にて終了しました。黒田ヴァイオリン、グァルネリ・モデルは粘りと艶のある音で、更に盛り上がったアンコールのチャールダッシュで一番活かされたように思いました。

私自身もとても楽しかったです。

鹿児島市内からお越し下さった皆様、主催の黒田印南さんに感謝申し上げます。

ありがとうございました。

2015年3月7日土曜日

ストラディバリスス型とガルネリ型。




3月28日「黒田義雄の世界」は一部がヴァイオリンとピアノ、二部がヴァイオリンとギターという編成になっています。

一部のピアノとはイタリア的な解放感、華やかさのあるストラディバリウス型を使用。

二部のギターとは中世のような古さと深みがあるガルネリ型を使用するそうです。


このように最初からギターの為に計算された楽器の使われ方というのは、ヴァイオリンとギターとの共演ではなかなか無いのではないでしょうか。

プログラムと合わせてそのような意味でも、今回は興味深い演奏会となりそうです。

是非お花見と合わせてお越しいただければ嬉しいです!

霧島の工房でヴァイオリンを製作している黒田義雄の世界にいらっしゃいませんか?

黒田義雄の世界Ⅲ お花見コンサート「桜とヴァイオリンとピアノの調和」 ~ゲストにギタリスト竹之内美穂を迎えて~

黒田義雄の世界Ⅲ お花見コンサート「桜とヴァイオリンとピアノの調和」 ~ゲストにギタリスト竹之内美穂を迎えて~
日時 3月28日(土)
会場霧島国際音楽ホール 小ホール
開演14:30 (終演16:30)
入場料
大人/3,000円
小人/1,000円
※当日各500円増
プレイガイド
    主催者黒田印南リサイタル実行委員会
    お問い合わせ先0986-46-3000

    2015年3月4日水曜日

    波動。

    ギターの音色に耳澄ます

    2015年2月27日
    第337回ランチタイムコンサート
    演奏:竹之内美穂(クラシックギター)

     2月最後のランチタイムコンサートは竹之内美穂さんのギター演奏を味わいました。
     スコットランド民謡からクラシックの名曲まで、竹之内さんの一音一音を慈しむように紡ぎだされるギターの音色に、客席は心地よい緊張感に包まれ、皆さんじっと耳を澄ませていました。







     

    先日のランチタイム・コンサートの簡単なレポートがアップされていましたので、お知らせしておきます。

    このコンサートでは無料で人が自由に出入り出来るようになっていましたので、ザワザワした感じで演奏するのかなと思っていましたが、確かに感想にあるように皆さん聴衆の方々は静かにじっと耳を澄ませて聴いていらっしゃるようでした。

    今まで沢山の演奏の場を経験して思うことですが、お客様がとても歓迎していてそこから良い波動が出ている中で演奏すると、こちらも気分がのって演奏に反映されるんですよね。いいコンサートだったなぁと思いました。

    波動って不思議ですよね。本当に伝わるんですよ。

    今回は「心地よい緊張感」でした。良い意味での緊張感もないと本当の意味では楽しめませんものね!