2016年3月29日火曜日

桜と桜島。


先日、東京のある偉大なギタリストからご本人演奏のCDが3枚送られてきた。

ここのところよくそのCDを聴いているのだけど、世の中にはまだまだ知られていない名曲があるんだなぁとしみじみ思いながら楽しんでいます。

しかしそれより素晴らしいと思っているのは演奏家のクォリティー。同じ曲でも演奏そのものが良いからこそ音楽っていいなと再確認出来ている。

私もこの先輩ギタリストのようになりたい。心の師匠と今後呼ばせてもらおうかな(笑)。

それにしても私は聴くことも大好き。そして同時に舞台の上に立ってこそ、教室で熱く教えてこそ、自分自身が生き返るし、自分でいられる・・・そんな事を改めて痛切に感じています。

演奏、教授活動ともに、音楽ってほんとに、ああ、いいなぁと、シンプルなことだけど、そう思ってもらえるように、そんな風に思ってもらえたら本望だなぁ。。。ただの顕示欲の排出ではなくてね。

桜が舞台で咲かせる演奏の華だったら、桜島はいつでも生徒の皆さんを力強く見守ってあげられるようなそんな存在かなぁ。

2016年3月26日土曜日

CDと電子書籍。


 
春は別れや出会い、環境の変化、冬の疲れ、気温のアップダウンが激しく、心がそれについていけない時があります。
 
ここ最近、嬉しいのか哀しいのかよくわからない様々な感情が入り乱れたなんともやりきれないような気持ちが込み上げてきて、はらはらと涙がこぼれてくるのですよね。。。
 
今日もまた素敵な出会いがありました。心根の優しいご夫妻に感謝します。とても親切にして頂いた。
 
いつもの自分ならそのまま帰るのだけど、遠回りして一つまた良い発見をしました。
 
すっぽりと収まる感じだったんですよね。その時に思ったことがあります。
 
いえ、大したことじゃないのです。くだんの投稿に私のモットーは「最後の最後まで諦めない。」と書いたのですけど、今日もそれを実行してみたんです。
 
その時に気付きました。人はよく諦めずに、という言葉を使うけれど、諦めないということはもっと具体的に言うと「心が折れそうな時に歯を食いしばってまた一つ上の階段を上るということ。」本当に当たり前すぎて笑えそうなんですけど、この段階を進むとその向こうに必ず良い事が待っているように最近いつもにも増して感じるんです。
 
私は時々走るのですが、もうこれ以上駄目だ、と思う場所で一歩前に足を踏み出すようにしている。そうすると「これがああ、あのナチュラル・ハイというもの?」と思うような心地良さが全身を駆け巡るんですよね。そしてその後はその勢いに乗っていくらでも走れるような気分になる。そんな感じにも似ています。
 
今日はお邪魔させて頂いたご夫妻のところへ行ったから、それに気付いたし、気づかされました。きっと気付くように仕向けてくださったのかもしれない。奥深い方達だ。
 
そしてまた今夜も嬉しいのか哀しいのかわからない涙がポロポロとこぼれ落ちました。
 
胸が詰まるし心が震えてどうしようもないのだけど、これもまた春という季節のせいにしてしまおうか。
 

2016年3月12日土曜日

木蓮の花が咲きました。

 
 

人は何故か5の倍数で何かの節目を考える習慣がありますよね。
 
昨日は一つの区切りということで、いつもより様々なことが強く思い出されて、一日中苦しかったです。
 
打ち明けてしまいたいことが沢山あったのですが、あまりにも重く複雑なことで簡単に書けることではないのですよね。思い留まって止めました。
 
見知らぬ東京でリスクを背負って、音楽院の講師と並行しながら独立への投資もしました。ゼロから一つ一つ作り上げた横浜の自分だけの教室を、誰がそう簡単に手放したかっただろうか。
 
多くの投資をして横浜教室の開講期間はたったの半年間でした。(勿体ない!!)
 
震災が起こっても(震災後に入会した生徒は省く。)都内の教室を辞めなかった生徒さん達を残して帰るわけもない。鹿児島に帰ってきたのは、そこにどうしようもない理由があったのです。人を介して様々な情報が入ってきます。私はきっと沢山の人たちに誤解されているんだろうな、本当のことを言ってしまいたい、そう思いましたが、それを言うことで読者を困惑させることになってしまう。
 
震災後、心配する実家の母に電話でハッキリとこう言いました。「私はここに残って、自分自身の出来る事をする。」
 
片時も東京の生徒さんたちのことを忘れたことはありません。もう二度とこんな悲しい想いはしたくない。
 
木蓮の花が咲いた。春が来た。また今日から生きていこう。 

 

2016年3月3日木曜日

リアル・ブラジル。



だんだんと春めいてきましたね。

今年はブラジルでオリンピックが開催されるということもあって、改めてブラジルの音楽史やデザイン王国としてのブラジル、トロピカル・ムーブメントなどに関する著作を読んでいます。

有名な「ブラジルの水彩画」や「カーニバルの朝」(黒いオルフェ)等、子供のころからアンサンブルで親しんできましたが、ブラジルという国についてはまだまだ知らないことも沢山あります。

セゴビアやイエペス、ジョンやブリームなどクラシックギターのレコード以外で、家で日常的に流れていた音楽はバロックとラテン音楽。

ブラジル音楽だけでなく、南米の音楽はその歴史から、ヨーロッパから持ち込まれたバロック音楽、或いは宮廷音楽とアフリカのリズムが融合したもの(モーツァルトやハイドンなどの影響もあるかもしれませんが。)なので、バロックとラテンで育った私には理にかなった自然な音楽なのかもしれません。。。

ヴィラ=ロボスやバーデン・パウエル、ジョビン、ピアソラなど優れた音楽家にバッハ好きな人が多いのも頷ける感じがします。