6才よりクラシックギターを始め、高校2年在学中に初のソロリサイタルを開催。パリ・エコール・ノルマル音楽院ギター科演奏課程修了。ウィーン国立音大教授K.ラゴスニック、A.ピェルリ各氏に師事。 ヨーロッパ・クラシックギターコンクール第2位。山陰ギターコンクール第1位。長崎ギターコンクール第1位。名古屋ギターコンクール第2位。全国各地13か所、ロンドン、パリ、ポルトガルにて通算25回のソロリサイタルを開催する。 Fl.赤木りえ、M.グローウェル、Vn.大谷康子、会田桃子、G.レオナルド・ブラボー、Jazz Pf.石井彰、Vo.中孝介各氏と共演。クラシック~ポピュラーまでボーダーレスに活躍する。1st CD「ANO ZERO」2ndCDブラジル音楽作品集「Stone Flower」をリリース。みやまコンセール協力演奏家。現在、鹿児島市内の教室にて後進の指導にもあたる。地元のテレビ局をはじめ、日本テレビ、NHKなどに出演。鹿児島を拠点にしながらGGサロンコンサートに数回に渡り出演、現代ギター、CDジャーナル、ザ・フルートなど音楽専門誌にも多数記事が掲載される。
2015年6月21日日曜日
やっぱりライヴはいいですね。
昨日は昔からご縁のある企業の記念イベントで演奏させて頂きました。
趣旨に合わせて、クラシック、ボサノヴァ、ラテン・フラメンコタッチな曲で演出してみましたが、古典ロマン派好きの共演者のお二人が、以外にもポピュラーのノリが良かったことにびっくり!!
パーティー形式だとザワザワすることが多いのに、会場の皆さんは本当に聴き入ってくださり、こちらも嬉しく思いました。
終了後は次から次へと、良かった!身震いしたなどお褒めの言葉を沢山頂き、人に喜んでもらう事の幸せを感じました。
主催、担当の方々有難うございます。
2015年6月17日水曜日
Movimento Violão: Pablo Márquez
私の出身校、パリ・エコール・ノルマル音楽院内のホール「サル・コルトー」のコンサート・シリーズで一番最初に招かれたのが、このパブロ・マルケス。
パリ国際ギターコンクールで優勝しているが、そのような経歴は全く知らず、入学して間もない頃ふらっと彼のコンサートに行ってみた。
まずはブリテンのノクターナルでもうすっかり打ちのめされて、自宅に帰って感動とショックのあまり泣いてしまった事をよく覚えている。
その後のシリーズで招かれたのは、マヌエル・バルエコ、ディヴィッド・ラッセル、稲垣稔・・・そうそうたる顔ぶれだ。
サル・コルトーという素晴らしい響きの自分が通っている音楽院のホールでこのようなコンサート・シリーズが繰り広げられていたなんて、今思うと夢のような、なんと贅沢な日々だったのだろう。。。
2015年6月14日日曜日
あめ、あめ、毎日雨。。。
今日は早朝に雨のなか運動がてら散歩してきました。
子供の頃、毎日ギターの練習ばかりで、3カ月に1回くらい遊んできてもいいよとお許しが出ていたのですが、そんな時は一人で公園のすべり台の上で遊んでいたものです。
ふと10年近く前にテレビでフジコ・ヘミングの半生を描いたドラマのことを想い出しました。
まるで自分の人生のようだと思いました。何で私の人生のことをこの脚本家は知っているのかと思ったくらいそっくりだったのです。
一つだけ違うことと言えば、私の両親は仲が良かった、という事だけです。
子供の頃にピアノのスパルタ教育を親から受けたこと、ラジオ番組に子供でこんなに上手いピアノを弾く子は珍しいと出演依頼があっても、親から「周りがちやほやするからって、天狗になるんじゃないよ!」と厳しく教えられる所、芸大時代に日本人離れした演奏をすると周りから虐められる場面、辛いウィーンの留学時代のこと・・・などなど。
フジコ・ヘミングさんは私の母より年上なので、私の時代はテレビでしたけど、私が7才の時にテレビ出演した時に親に言われたセリフ、上記のものと全く同じなんです。
私もパリの音楽院時代によく虐められました。その時に私を救ってくれたのはスペインやイタリアからの留学生達でした。仲良くしてくれた友人達は国際コンクールで次々と優勝し、今や彼らは世界的な音楽家になっています。
日本に帰国してプロ活動を始めてからも、同じ日本人からの虐めは留まりませんでした。虐めのピークだった頃にあるギタリストに人のいない場所でそっと「なかなかつぶれないですね~。」と眉間に皺を寄せながら言われた事があります。
虐めても虐めても強かに生きている私を見て、イラッとしてつい後先考えずに本音が出てしまったのでしょう(笑)。嫌がらせをしている人達の中にはギター関係者じゃない人もいるでしょうが、詳細はこれ以上書きません。
しかし、応援してくれる仲間も一杯います。そんな人達に限って皆一流の人達です。営業力やコネで目立っているわけではなく、実力勝負の一流の方達です。彼らは人間的にも達観している。だから私も卑屈になること無く、今までやってこられたと思っているし、彼らの存在を有難いと思っています。
世の中を見てみると、どんな世界にも同じような事はあると思いますが、しかしそれでも、人としてえげつない事をしていると、その人自身の心がますます荒むと思うのですよね。
そんな人達に限って外面が良いのが特徴ですが、どうやってあんなに切り替えが上手く出来るのか私には不思議でたまりません。。。
さて、最近元気のない私ですが、雨音を聴きながらこれから練習です。
2015年6月1日月曜日
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