6才よりクラシックギターを始め、高校2年在学中に初のソロリサイタルを開催。パリ・エコール・ノルマル音楽院ギター科演奏課程修了。ウィーン国立音大教授K.ラゴスニック、A.ピェルリ各氏に師事。 ヨーロッパ・クラシックギターコンクール第2位。山陰ギターコンクール第1位。長崎ギターコンクール第1位。名古屋ギターコンクール第2位。全国各地13か所、ロンドン、パリ、ポルトガルにて通算25回のソロリサイタルを開催する。 Fl.赤木りえ、M.グローウェル、Vn.大谷康子、会田桃子、G.レオナルド・ブラボー、Jazz Pf.石井彰、Vo.中孝介各氏と共演。クラシック~ポピュラーまでボーダーレスに活躍する。1st CD「ANO ZERO」2ndCDブラジル音楽作品集「Stone Flower」をリリース。みやまコンセール協力演奏家。現在、鹿児島市内の教室にて後進の指導にもあたる。地元のテレビ局をはじめ、日本テレビ、NHKなどに出演。鹿児島を拠点にしながらGGサロンコンサートに数回に渡り出演、現代ギター、CDジャーナル、ザ・フルートなど音楽専門誌にも多数記事が掲載される。
2015年4月10日金曜日
トレモロってやっぱり人気があるのですね。
4月から新しい生徒さんも入り少しずつ賑やかになってきています。
トレモロのギター曲ってやはり人気があるのですね~。
「アルハンブラの想い出」「森に夢見る」「海のセレナーデ」と大分トレモロのレパートリーも増えてきました。
ところで今日は鹿児島の姉妹都市「ナポリを楽しむ夕べ」というイベントがあったのですね。知らなかった。。。
この一環として、私は小学生の時にナポリ市長や親善使節団の前でカンツォーネを演奏した事があり、ナポリ市長が感激のあまり舞台に躍り出て飛び入りで歌われた事を思い出します。
子供の頃のこんな経験やヨーロッパでの音楽の楽しみ方を経て、15年ほど前にコンサートの合間にワインやおしゃべりを楽しむ時間をちょっと入れてみては、とあるコンサート企画会社の社長に提案したことがあるのですが、「そんなの無理だよ。」と即却下されたことがあるのですけど、今回のこのイベントではこの私のアイデアが形になったみたいです。
私のギターに関する個人的な見解、音楽そのものに対する発想や方向性が、長年否定され続けてきて、今やっと少しずつ認められてきていることって一杯あるんですよね。
あの時、何もかも、やっておけば良かった!!
その中の一つに、当時鹿児島では知られていなかった「ギターの歴史」をレッスンやワークショップなどで伝えて行こうという試みがあったのですが、これも「そんな事やったって誰も興味を示さない。」と頭ごなしに言われ続けてきたのですが、それでも少しずつ機会ある事に伝えて行きました。
ところが実は思いのほか皆さん興味を持ってくれていたのです。
17、8年前のお話しですが、否定されなかったらもう少し全開で試みていたと思います。ピアソラもその中の一つ。20年前に鹿児島で演奏していたのは私だけでした。今ではもう懐メロです。笑
しかし少なからずこんな事の積み重ねで今があるのですね。