6才よりクラシックギターを始め、高校2年在学中に初のソロリサイタルを開催。パリ・エコール・ノルマル音楽院ギター科演奏課程修了。ウィーン国立音大教授K.ラゴスニック、A.ピェルリ各氏に師事。 ヨーロッパ・クラシックギターコンクール第2位。山陰ギターコンクール第1位。長崎ギターコンクール第1位。名古屋ギターコンクール第2位。全国各地13か所、ロンドン、パリ、ポルトガルにて通算25回のソロリサイタルを開催する。 Fl.赤木りえ、M.グローウェル、Vn.大谷康子、会田桃子、G.レオナルド・ブラボー、Jazz Pf.石井彰、Vo.中孝介各氏と共演。クラシック~ポピュラーまでボーダーレスに活躍する。1st CD「ANO ZERO」2ndCDブラジル音楽作品集「Stone Flower」をリリース。みやまコンセール協力演奏家。現在、鹿児島市内の教室にて後進の指導にもあたる。地元のテレビ局をはじめ、日本テレビ、NHKなどに出演。鹿児島を拠点にしながらGGサロンコンサートに数回に渡り出演、現代ギター、CDジャーナル、ザ・フルートなど音楽専門誌にも多数記事が掲載される。
2016年12月11日日曜日
The nearness of you ~ G.竹之内美穂/Vo.和田明
この音源は先日ジャズに初チャレンジしてみたときのもの。
4か月ほど前にアップした当初、こんな声を聞きました。「どこからかパクッてきたんだじゃないの?」
えーーー!???違いますってば!!アドリブは勿論のことアレンジも全て自分でやりました!ジャズを初めての人がここまで弾けるわけないじゃん!というのがその人の感想だったのですが、私としては逆におぼつかなくて恥ずかしいと思い、勇気を振り絞って投稿したんですから。
多分、本当に人の真似だけだったらもっとジャズらしくなっているはず。
誰にも習った事はありませんから、もちろん誰かの音源を数人聴きましたよ。レコードが擦り切れるほど!!(レコード持ってないし!笑)それは当然ですよね。まずは聴くところから始まるわけですし、ジャズの語法とかアプローチの仕方など、「あ~こんな風にしたら良いのね。」などと参考にしました。それしか学ぶ方法がありません。。。
しかしコピーはしてません!!コピーして何となく雰囲気を掴もうと思いましたが、いざやってみると、1小節も持ちません。自分の気持ちとそぐわないのです。だからもう直ぐにそんな事は止めて、
ベランダに寝っ転がり、空を見上げて・・・
ああーそらがとってもきーれいだな~ 小鳥がキュンキュン 雲ーがふわっふわっと浮かんでる~
風が頬をなでて気持ち良い、なんて素敵な瞬間、心が解き放たれる、自然の中で奏でるって
やっぱり幸せだわー♡
と弾いただけなんです。ジャズギタリストの渡辺香津美さんもおっしゃてました。「ジャズは習うものではない。盗むものだ。」
ピカソも名言を残しています。「凡人は模倣し、天才は盗む。」盗むというのは比喩ですからね。(良い子のために補足です。)
クラシックだって名作曲家や演奏家は「盗んで、消化して、自分のものにしてきた」はず♪
だからと言って私が天才だということではなく、 例え話をすることで、今回のプロセスを誤解のないようにお伝えしたんですよね。