2022年3月15日火曜日

生きていることそのものがパラダイス。

 

先日の緊急手術、入院の投稿以来、沢山の方から「体大丈夫ですか?」という声をいただいています。

ご心配をおかけして大変申し訳ありません。

現在は多少の違和感はあるものの、術後の痛みも引き少しずつ元気になっています。


自分の体は自分自身が良くなろうと努めなければ、人任せではいっこうに良くならないと考え、相変わらず毎日ウォーキングもかかさず、食、睡眠に気を付けています。

12月末のみやまコンセールでの演奏、なぜ術後直ぐにあんなに無理して出演したのだろう?と思われた方も沢山いらっしゃったかもしれませんね。


当日は串木野高校のみなさんが訪れてくださったのですが、串木野にはご縁やゆかりがあるものの、なんとなく何かに動かされているかのように「このコンサートは必ずやったほうが良い」と直感で思ったのですよね。


まず父方の祖母の先祖が串木野にゆかりがあった事や、2nd CDのジャケット写真の撮影場所(写真家さんからの希望で)がまたまた偶然、串木野の冠嶽だったこと。


こちらの写真は実際はジャケットに使用されていない、番外編です♪




そしてそして、当日行ってみて分かった事ですが、オファーして下さった串木野高校教諭がお若い頃フランス留学する際に、私が入学手続きのフランス語翻訳をお手伝いしたことのある方だったのです!なるほど~!と直感でやったほうが良いと思ったからくりの謎が解けました。



話しは変わりますが、つい最近お借りしていたCDをお返ししに、父の元生徒さんの娘さん宅に伺ってきました。

手土産に最近覚えた手作りの桜餅を片手に。


「今ちょうど京都からお客様がいらっしゃっていたから良かったわ~一緒に頂きます。」ととても喜んでくださり、「あ~じゃあ、ちょっと待っててね」とお返しに西陣織の小物入れを頂きました。


「小銭入れですか?」と現実的すぎる私の問いに、

「紅入れ」だという。素敵。なんとも風情がある。


遠慮する私に、快気祝いも兼ねてだと言う。

「とにかく戻ってこれて良かった。早く元気になってこれからどんどん活躍しなきゃね。そうじゃなきゃ勿体ない。」

「え?やっぱり!?」という冗談めかした私に

「いや、本当よ、冗談じゃなくて本当に勿体ないわよ。」

顔は真剣そのものだった。心に染みました。

私の事を大事に思ってくださる方が少なからずいることを私自身も大事にしようと、この日に改めて誓いました。


自宅に戻り、この紅入れに長く使用していない紅と、小さな手鏡と、同級生から3年前にもらったお守り袋を入れました。

早くこの紅入れが使える時が来ますように。


生きていることって自由。

生きていることって夢。

生きていることそのものがパラダイス。


ふと湧いて出てきたこのフレーズが

ここ最近毎日のように頭の中を駆け巡っています。