2016年5月27日金曜日

コズミック・ダンス。



私は練習、創作のスタイルによって、場所や取り組み方を変える。椅子と足台と譜面台を準備して普段の通りの練習、机の前に座って曲解析、家の中で一番天井の高い階段に座って目を閉じて本番をイメージしながら弾いてみたり・・・。

編曲も二通り。机の前から離れない場合、家の中を歩き回ったりする場合。

今日はこの季節特有の爽やかな天気だったので、ベランダで外の空気を吸いながらいつもより自由にアドリヴしてみた。とりとめもなく・・・。

やっぱり自然にはリズムがあると体感した。空気は振動する分子や原子で構成されている。

吸い込まれそうな青空を眺めて心を無にすると、束縛されていたものから自由にフレーズが浮かんだし、太陽の光が感情を揺さぶってくれて、鳥の鳴き声がフレーズの合間を刺激してくれる。

紡ぎ出すノート達がまるで頬をなでる風にのって泳いでいったみたいだった。

コズミック・ダンスってやっぱりあるんだなと、せっかく自由になれたのにまた分析してしまった。