6才よりクラシックギターを始め、高校2年在学中に初のソロリサイタルを開催。パリ・エコール・ノルマル音楽院ギター科演奏課程修了。ウィーン国立音大教授K.ラゴスニック、A.ピェルリ各氏に師事。 ヨーロッパ・クラシックギターコンクール第2位。山陰ギターコンクール第1位。長崎ギターコンクール第1位。名古屋ギターコンクール第2位。全国各地13か所、ロンドン、パリ、ポルトガルにて通算25回のソロリサイタルを開催する。 Fl.赤木りえ、M.グローウェル、Vn.大谷康子、会田桃子、G.レオナルド・ブラボー、Jazz Pf.石井彰、Vo.中孝介各氏と共演。クラシック~ポピュラーまでボーダーレスに活躍する。1st CD「ANO ZERO」2ndCDブラジル音楽作品集「Stone Flower」をリリース。みやまコンセール協力演奏家。現在、鹿児島市内の教室にて後進の指導にもあたる。地元のテレビ局をはじめ、日本テレビ、NHKなどに出演。鹿児島を拠点にしながらGGサロンコンサートに数回に渡り出演、現代ギター、CDジャーナル、ザ・フルートなど音楽専門誌にも多数記事が掲載される。
2016年7月8日金曜日
Giovanni Mirabassi - Howl's Moving Castle
今日も彼女と話しました。
当初は映画化するにあたって、宮崎駿さんは承諾なさらなかったそうです。それを私の旧友のお父様が何度も足を運んで彼を説得なさった、そんな話を聞きました。
結果、スタジオ・ジブリが揺るぎない地位を獲得して(勿論それは宮崎監督様初め関係者の皆さまの尽力により今があると思うのですが。しかしどんなに才能があってもそれを世の中に出す人がいなければ今のジブリ映画の存在はなかったのですよね。)、日本は勿論のこと、世界中で愛され、評価を受けている。そして音楽さえも。
彼女はお父さんが生きている時にもっと評価されていたら、と言った。
私はこうやって私達が素晴らしいと話していることを、きっとお父さんは見ているよ、と私は言いました。彼女はちょっと目頭が熱くなって一瞬泣きそうな顏になりました。
彼女にとってみたらきっと、理屈ではないのですよね、生きているうちに評価されていたら、という気持ち。
一日たりともお父さんの事を忘れた事はないと言っていました。