6才よりクラシックギターを始め、高校2年在学中に初のソロリサイタルを開催。パリ・エコール・ノルマル音楽院ギター科演奏課程修了。ウィーン国立音大教授K.ラゴスニック、A.ピェルリ各氏に師事。 ヨーロッパ・クラシックギターコンクール第2位。山陰ギターコンクール第1位。長崎ギターコンクール第1位。名古屋ギターコンクール第2位。全国各地13か所、ロンドン、パリ、ポルトガルにて通算25回のソロリサイタルを開催する。 Fl.赤木りえ、M.グローウェル、Vn.大谷康子、会田桃子、G.レオナルド・ブラボー、Jazz Pf.石井彰、Vo.中孝介各氏と共演。クラシック~ポピュラーまでボーダーレスに活躍する。1st CD「ANO ZERO」2ndCDブラジル音楽作品集「Stone Flower」をリリース。みやまコンセール協力演奏家。現在、鹿児島市内の教室にて後進の指導にもあたる。地元のテレビ局をはじめ、日本テレビ、NHKなどに出演。鹿児島を拠点にしながらGGサロンコンサートに数回に渡り出演、現代ギター、CDジャーナル、ザ・フルートなど音楽専門誌にも多数記事が掲載される。
2014年3月26日水曜日
稲垣稔追悼コンサート無事終了。
稲垣稔追悼コンサートは無事終了しました。主催の門下生の皆さまお疲れ様でした。そしてご来場頂いた皆さまありがとうございます。
私はバリオスの「森に夢見る」というトレモロの美しい曲を演奏致しました。
当日会場、大阪フェニックスホールはコンサートの前日、大阪の一級建築士の親戚が偶然設計した所だとわかり、このシンクロニシティーへの驚きと共に、出演者の皆さんが口ぐちに「響きが良くでとても弾きやすい。」との声を聞く度に、心の中で一人嬉しく思った次第です。
門下生が主催でしたが、運営しながらの演奏は大変だと察しますが、その中でよく皆さん集中して演奏なさっていました。
それもこの演奏会を成功させたい、そして稲垣氏へ強い想いがそうさせたのではと思いました。
私自身も皆さんの寡黙ながらてきぱきとした様子から身の引き締まる想いと、客席の熱気に満ちた温かい雰囲気でこの上なく落ち着いた気持ちで演奏することが出来ました。
応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
最後の黙とうでは感極まり、涙が止まりませんでした。