2016年1月14日木曜日

閃き。




今日は実りある練習でした。頭を使い科学的なアプローチを使った練習方法が唱えられ始めて20数年ほどになりますが、それでも練習でしか見えてこないものがあると思っています。

だからと言って、勿論ただがむしゃらに練習を続けていても良いというわけでもないですよね。練習しても練習しても一向に思うようにならないのは、そのような事が原因だと思います。

練習の取り組み方としては大きく言って二通りあると思います。

・技術的な点についてのアプローチ
・音楽的な点についてのアプローチ

技術的な事については何が原因なのかを探り、頭を使い効率的に練習する。

音楽的なことは、師事している先生から学ぶもの、他人の演奏から学ぶもの、色々とあると思いますが、音楽そのものを学ぶ事を前提として、音楽以外の事を知って、多角的に考え続けることによって今まで考え付かなったアプローチをふと思いつくことがあります。

今日はふとした閃きから今まで踏み込めなかったアプローチで曲に臨むことが出来ました。それは音楽以外の事を常に学び(アンテナを張り)、常に考え続けた結果閃いたのです。

アンテナを張るという表現もなんだか変ですね・・・。アンテナはわざわざ張るものではなく、既に張られれているものだからです。

しかし前提に練習しようとする行為(更に極めたいと思う気持ち)がなければ起こらなかったことで、
長年「効率的な練習方法」が余りにも浸透し過ぎて、忘れてしまいがちなことがあると最近思っています。とても単純なことですが、技術的なことが出来た時に全て音楽的なことまで出来たと勘違いしてしまう事があるのではないでしょうか。

やはり積み重ねからでしか見えてこないものがあると思っています(*^-^*)