2019年2月4日月曜日

レオナルド・ブラボーさんを迎えて/薩摩英国館コンサート


教室はいつも通り行っておりましたが、2018年には演奏活動を縮小していました。

告知していなかったまずは6月に開催した2つのソロ・コンサートを記録しておきます。

今や引っ張りだこのアルゼンチン出身のお馴染みレオナルド・ブラボーさんをゲストに迎えたブラジル&ラテンコンサートを安曇野のホールで開催しました。

ブラーボさんは日本に移住されたばりの頃(約15年ほど前)からの音楽仲間です。

私のソロではバリオスの森に夢みるやワルツ第3番、ピアソラや自編のジョビンやボンファの曲など。ブラーボさんとはハダメス・ニャタリやピアソラのタンゴ組曲、を共演。
同じくデュオのジョビンのストーン・フラワーではお互いインプロヴィゼーションを含んだアプローチで挑みました。



コンサート終了後は安曇野のロッジを貸し切ってブラジル風バーベキュー。私はサンバをさりげなく始め、その後ブラーボさんは古典タンゴをいつの間にか弾き始めました。こんな風に自然に音楽を同じ空間にいらっしゃる皆さんと共有出来るというのは、音楽の本来の姿なのかもしれませんね。

面白いなぁと感じたのは、私のブラジル音楽は何故かロッジが解放された子供たちも戯れる明るい時間に。ブラーボさんのタンゴは夜更けに静まり返った大人だけの時間に始まりました。

音楽の性格を表しているようで、後で振り返って面白い体験だったなぁと思いました。




そして、その2週間後は大阪守口市にある、文禄薩摩英国館にて、若手実力派ギタリスト猪居謙さんを迎えて。

猪居謙さんは、私が九州ギターコンクールの審査員を務めた際に出場し、その頃はまだ高校生でした。あれから13年の月日が経ち、ドイツ留学から帰国した今後の活躍が楽しみです。

同じ曲でもお二人の好みの曲が違うのは、ご一緒したときの演奏に表れますよね。共演しただけでもその方の本質を感じます。

大阪では演奏はベスト、MCははちゃけて、最後まで楽しさ一杯のコンサートでした。

 
 
主催の大阪ギタースクール様、大変お世話になりありがとうございました。