6月に雨が降るのは梅雨だから当たり前なのですが、
やはり雨が降ると紫陽花の水滴の切なさや梅仕事の淡々とした幸福感が入り混じった、
なんとも気持ちが移ろう季節だなと思ったりします。
ということで今月は雨に因んだ曲たちの特集をしたいと思います。
雨と言えばとっさに思い浮かぶのはカーペンターズのRainy Days And Mondays.
まさに切なさと幸福感の入り混じった雨音のその先に思いを馳せる曲かな。。。
Rainy days といえば、20代前半によく聴いたジョー・パスのHere's That Rainy Day.
雨に日にはギターソロが似合います。
ギターソロといえば、ソロでその醍醐味を感じられるクラシックギター。
雨のポロポロと舞い落ちる水滴から連想してしまう、クラシックギターの名曲中の名曲、アルハンブラ宮殿の想い出。ペペ・ロメロの名演でお届けします。
私もアルハンブラ宮殿は訪れたことがあるのですが、彼の演奏が彷彿とさせ、想い出を想い出として思いを馳せることのできる演奏かなと個人的に思います。
楽器なのか、彼の弾き方なのか少し軽い感じなのが気になりますが、雨で例えると霧雨のようなアルハンブラですよね。だからこそ遠くに思いを馳せる表現になっているのかな。
私だったらもう少し水分を含んだ翠雨と、霧雨の中間のようなトレモロを目指します♪
言葉にできない表情まで含めると本当に難しい曲だなと練習のたびに思います。精進しなければ!
想いを馳せるといえば、父が好きだった映画音楽。
映画狂だった父の影響で、私もいつしか古い映画音楽が好きな大人になりました。
雨といえば、私の大好きなミッシェル・ルグランのシェルブールの雨傘。
子供のころに、大人に混じってアンサンブルで弾いた曲のひとつ。
幼児の頃から、童謡ではなく、ミッシェル・ルグランやジャズが好きな子供でした。
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