6才よりクラシックギターを始め、高校2年在学中に初のソロリサイタルを開催。パリ・エコール・ノルマル音楽院ギター科演奏課程修了。ウィーン国立音大教授K.ラゴスニック、A.ピェルリ各氏に師事。 ヨーロッパ・クラシックギターコンクール第2位。山陰ギターコンクール第1位。長崎ギターコンクール第1位。名古屋ギターコンクール第2位。全国各地13か所、ロンドン、パリ、ポルトガルにて通算25回のソロリサイタルを開催する。 Fl.赤木りえ、M.グローウェル、Vn.大谷康子、会田桃子、G.レオナルド・ブラボー、Jazz Pf.石井彰、Vo.中孝介各氏と共演。クラシック~ポピュラーまでボーダーレスに活躍する。1st CD「ANO ZERO」2ndCDブラジル音楽作品集「Stone Flower」をリリース。みやまコンセール協力演奏家。現在、鹿児島市内の教室にて後進の指導にもあたる。地元のテレビ局をはじめ、日本テレビ、NHKなどに出演。鹿児島を拠点にしながらGGサロンコンサートに数回に渡り出演、現代ギター、CDジャーナル、ザ・フルートなど音楽専門誌にも多数記事が掲載される。
2014年12月23日火曜日
回想2014。
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お茶目な世界的ギタリスト(笑)。
今年は挑戦と新しい出会いの年でした。
この写真は先日11月に行われた長崎でのリサイタルでヴィヴァルディのラ・フォリアを演奏した時のもの。
世界的ギタリスト山口修さんや、福岡を拠点にご活躍されている橋口武史さんもかけつけて下さり、豪華メンバーを恐れ多くも後ろに(わ~恐縮!!)協演させていただきました。
いつでもこのような状況は無いのかもしれませんが、本当のプライドだなって思いました。
ラ・フォリアは元々トリオ・ソナタですが、それを私が五重奏に編曲しコンチェルトで演奏し、今回は初のリアリゼーションなるものや即興も試み、これもまた新たな挑戦でした。
指揮の山下亨先生(山下和仁さんのお父様)の徹底ぶりに、合奏団の皆さまも本番ギリギリまでリハーサルしてくださり、本番は気持ちよく演奏させて頂きました。
山下先生を初め、合奏団の皆さまにはとても感謝しております。
常々思うことは、演奏家は決して学者ではない、ということ。常に勉強し続け向上したいという気持ちはあります。
しかしいくら知識があってもそれを演奏に活かすことが出来なければ演奏家でいる意味がないと思うのですよね。
ギタリストはルネッサンス~現代まで学ぶことが多く、部分的に不足している所があったとしても、今を生きる人達の前で、今を生きる演奏家がいかに豊かに琴線に触れる演奏会が出来るか、そのことのほうが大事と思うのです。