6才よりクラシックギターを始め、高校2年在学中に初のソロリサイタルを開催。パリ・エコール・ノルマル音楽院ギター科演奏課程修了。ウィーン国立音大教授K.ラゴスニック、A.ピェルリ各氏に師事。 ヨーロッパ・クラシックギターコンクール第2位。山陰ギターコンクール第1位。長崎ギターコンクール第1位。名古屋ギターコンクール第2位。全国各地13か所、ロンドン、パリ、ポルトガルにて通算25回のソロリサイタルを開催する。 Fl.赤木りえ、M.グローウェル、Vn.大谷康子、会田桃子、G.レオナルド・ブラボー、Jazz Pf.石井彰、Vo.中孝介各氏と共演。クラシック~ポピュラーまでボーダーレスに活躍する。1st CD「ANO ZERO」2ndCDブラジル音楽作品集「Stone Flower」をリリース。みやまコンセール協力演奏家。現在、鹿児島市内の教室にて後進の指導にもあたる。地元のテレビ局をはじめ、日本テレビ、NHKなどに出演。鹿児島を拠点にしながらGGサロンコンサートに数回に渡り出演、現代ギター、CDジャーナル、ザ・フルートなど音楽専門誌にも多数記事が掲載される。
2019年11月3日日曜日
県立高校の音楽の授業で演奏、指導してきました。
写真がなくて残念ですが、某県立高校、複数校の音楽の授業で連日4日間、12コマも演奏と指導をしてきました。
ソロで1時間演奏するだけでも、その後は放心状態になるものですが、休みなく演奏→指導→演奏→指導と4日間も連続で行うのはなかなか過酷なものです。
それは演奏家でないと分からない事かもしれませんね。
あの7月末の何もしなくても体調が悪くなるような豪雨が続いた頃にです。
途中で何だか恐ろしい事になっていると、内心思いましたが(苦笑)、そこは乗り掛かった舟、可愛い高校生達のため、お声かけくださった先生のため、ギター界のため、等々自分に言い聞かせて、最後まで乗り切りました。自分の為でしょ!と突っ込みを入れたくなるでしょうが、いえいえ自分の為だけでしたら、まさか・・・乗り切れなかったかと思います!
空調もなく、雨のため窓も閉めて、教室内はサウナ状態。演奏するともっと体温が上がりますし、汗が目の中に入って左手は見えないし、湿気で楽器は鳴らないし、正直悪夢を見ている様な状況で演奏しました。自分でもよく何もアクシデントもなく、納得のいく演奏が出来たものだと思いました。
演奏のプログラムは下記のとおり。
1.森に夢みる ~ バリオス
2.イェスタディ ~ レノン&マッカートニー/武満徹編
3.カヴァティーナ ~ 映画「ディアハンター」のテーマ
4.海の見える街 ~ ジブリ映画「魔女の宅急便」のテーマ
5.椿姫の主題による幻想曲 ~ アルカス
(アンコール) アヴェマリア ~バッハ/グノー
を解説しながら6セット。休憩なしでその合間合間に1時間の指導を6回。
指導はカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」をアンサンブルで♪
生徒達も感触は様々だっただろうと思いますが、ギターにいつもの授業とは違う形で触れてもらい、楽しかったようで頑張った甲斐がありました。
お声かけ下さった先生有難うございました。