2019年11月3日日曜日

県立高校の音楽の授業で演奏、指導してきました。


写真がなくて残念ですが、某県立高校、複数校の音楽の授業で連日4日間、12コマも演奏と指導をしてきました。

ソロで1時間演奏するだけでも、その後は放心状態になるものですが、休みなく演奏→指導→演奏→指導と4日間も連続で行うのはなかなか過酷なものです。

それは演奏家でないと分からない事かもしれませんね。

あの7月末の何もしなくても体調が悪くなるような豪雨が続いた頃にです。

途中で何だか恐ろしい事になっていると、内心思いましたが(苦笑)、そこは乗り掛かった舟、可愛い高校生達のため、お声かけくださった先生のため、ギター界のため、等々自分に言い聞かせて、最後まで乗り切りました。自分の為でしょ!と突っ込みを入れたくなるでしょうが、いえいえ自分の為だけでしたら、まさか・・・乗り切れなかったかと思います!

空調もなく、雨のため窓も閉めて、教室内はサウナ状態。演奏するともっと体温が上がりますし、汗が目の中に入って左手は見えないし、湿気で楽器は鳴らないし、正直悪夢を見ている様な状況で演奏しました。自分でもよく何もアクシデントもなく、納得のいく演奏が出来たものだと思いました。


演奏のプログラムは下記のとおり。

1.森に夢みる          ~ バリオス
2.イェスタディ          ~ レノン&マッカートニー/武満徹編
3.カヴァティーナ        ~ 映画「ディアハンター」のテーマ
4.海の見える街         ~ ジブリ映画「魔女の宅急便」のテーマ
5.椿姫の主題による幻想曲 ~ アルカス  
 
(アンコール) アヴェマリア  ~バッハ/グノー

を解説しながら6セット。休憩なしでその合間合間に1時間の指導を6回。

指導はカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」をアンサンブルで♪  
生徒達も感触は様々だっただろうと思いますが、ギターにいつもの授業とは違う形で触れてもらい、楽しかったようで頑張った甲斐がありました。

お声かけ下さった先生有難うございました。